きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

中毒性の近似値


夢の景色だった。Snow Manが目の前で歌い踊っていた。正しく言えば右斜め前少し先で。


私は全滅したけれど、お友達に救ってもらって行くことができた「Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.」。10月8日の横アリ夜公演が、10日ぶり3度目の秋の横浜。

10日置きのハマ、無茶したなぁと思う。でもそのどれもがとびっきり楽しくて「実質無料!」となっているので通常営業でチョロい。(チョロいが、ちょっと節約生活をしようと思うよ、の秋)



スノラボで見た阿部さんのことを書いたら9000字ほどになりまして。長ァァ────────という感じなので、読んでくれる方々は、本当に暇なときに読んでもらえたら。





お友達が引き当ててくれた「センター1ブロック10列」、メインステまでの距離が近すぎてフリーズした、友人が。

友人とは、このブログにも何度か登場している目黒担の歯医者さんです。以下、歯医者さんと呼びますね。

私も私で気が動転してヘラヘラしていた。私のヘラヘラはデフォなのだけど、でも今思えばやっぱり浮き足立った上でのヘラヘラで、「歯医者さんがフリーズしたのでしっかりしなければ!」と少しだけ思った。少しだけ。

と、と、ととととりあえずトイレ行こう!トイレ!と(全然しっかりしてない)トイレだけはきっちり気にしているヲタク。私も歯医者さんも公演中にトイレに行きたくなる緊迫感と手合わせしたことがある、その道の経験者なので、何を置いてもトイレであるよ。えぐい席なら、なおさら。


長く伸びているトイレの列に並んでふと隣を見ると、歯医者さんが静かに涙を流していた。

「な、泣いてる!!?」驚いたのは私なのに、「えっ!?私泣いてる!?」ってなぜか歯医者さんが聞き返してきたことを、私は忘れない。


いよいよ会場に続く通路へ。いちばんに目に飛び込んできたのは、去年も壁面に並んでいた「Snow Man」のロゴ。あぁ去年も見たなぁ、今年も来れてうれしいなと思ってるうちに通路を抜けて全景が見えた。メインステが「Labo.」=研究室イメージのデザインなのがわかる。

上手側センター席を後ろからぐるりと回って、下手側のエリアにたどり着く。なかなか出てこない1ブロック、そして後ろから席の表示を数えて10列目を探す。どどどどんどん前いくけど!?

気付けばステージ上のものが実寸で見える場所にいた。

メインステ近ァ!!!!でかぁ!!!!!!!

目の前に広がる景色はとてつもなくて、私の視野ではステージの端から端をとらえることはできず、下手側の1/3ぐらいが見える距離感。なんだこりゃ、である。今すぐシマウマの視野がほしい。

2022年秋の横浜、基本的に距離感バグってる。


メインステ上段というのかスクリーン前は9分割されていて、メンバー1人に1エリアある。いやこれ、ここに出てくるやつでは…?そしてメインステに降りるためのすべり台も並んでいる。すべり台て…すのーまん実験しようとしてるやん、すべる気満々やん。

思い返せばあんまり開演前の記憶がないので、ヘラヘラしてたけど緊張してもいたのだろう。隅々まで見られなかったな…あんな距離感なかなかないねんから、もっとガン見してきたらよかったと思うけど、小市民なのでこんなもの。


暗転してオープニング映像が始まると、「始まると」とか言いながら、目の前の1/9のスクリーン(最下手だったか下手から2番めだったか…最下手かな?)に緑の液体(の映像)がぐわんぐわん揺れてたことしか覚えてない。それはそれはぐわんぐわんに揺れていて、私の心もつられてぐわんぐわんした。

え!!!!!?もしかして阿部さん真ん前に出てくるの!?え!!!!!!!!?と見せかけてあっち〜!みたいなパターンもある!!!!!?!!?

危機回避能力が異様に高く、こんなにも目の前の緑に煽られているのに自担が前に出てこないパターンも想定してしまう。そして本当にその揺れてる緑の液体しか覚えてなくて、実験イメージだわぁしか記憶にない…

で、なにかのタイミングでヒュン!っと目の前に阿部さんが登場した。

阿部さんが!登場した!

うぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

阿部さんやぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!

えっ!!?!?これ紅白衣装やぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!


ていうか、「なにかのタイミング」って、なに?こんなポンコツな表現ある?って思うけど、どうあがいてもその流れを思い出せない。突然阿部さんがヒュッて出てきた。ヒュッ…ああああああああああああああべさんやああああああああああああああああああああ

口から「キャアア!かっこいいぃぃぃ!!!」と漏れ落ちてた。漏れ落ちるなんてもんじゃなかった。このご時世なのに衝撃に備えられなくてすまない。


歌舞伎ぶり、半年ぶりの阿部さんはチャベさんで髪の毛を細かく巻いていて、前髪は上げている。アルバムのアー写よりワイルドに前髪が立ち上がっている。一時期の中村アンより立ち上がっている。眉毛も目元もくっきりで、そういえば収録入ってるよね。収録入ってるときのいでたちの阿部さん!

しかも紅白の衣装は多分みんな大好きでしょう!!私ももちろん大好きで、先日のアクスタフェスタも、この衣装やからがんばったようなもんで。まさか、これを観られるなんて!いいんですか!!!肉眼の紅白衣装の阿部さんなんていいんですか!!!!!



よくやるお口をすぼめたかわいい表情で出てきた阿部さんを視力1.0(矯正あり)の肉眼できっちり捉えられる席、横アリはこないだ入ったぴあアリより一回りくらいでかいのに、こないだより自担が近くに見えるのは今日はなんのバグ祭か。502 Bad Gateway──

全然肉眼で見えてるのに秒速で双眼鏡を構えたのは、もうそういう癖。阿部さんだ~( ; ; )生きて存在している!今日も見目麗しく最高に王子様ですね!!!


出会って4年ほど、いつかパフォーマンスするSnow Manを肉眼の距離で見てみたいと思ってきた。出会ってすぐの帝劇は2階席、南座も2階席。そのあと、いろんな席に入らしてもらって、近い日もあれば遠い日もあったけど、コンサートではセンステより後ろの位置が多くて、肉眼の距離のメインステは初めて。

2階席から見つめていた彼らを(唐突な初期へのトリップ)目の前で見られる夢がとうとう叶って大感激。ありがとう歯医者さん…ううう…


ネタバレを回避した鉄壁のミュートが功を奏して、本当に何も知らずにまっさらで挑んだスノラボ。本当に一瞬で過ぎてしまった時間から記憶を掬い掬い、忘れたくないことを置いておきたいと思う。







阿部さんのお肌がすべっすべだった。(まずそこ?)

自担、天然の陶器肌。

私から見えている阿部さんという人は美容とかあんまり興味がない人で、でも肌質が良くていいなぁといつも思ってるのだけど(地が強い感じが刺さる)、すごくきれいに塗ってあったナァ(はぁと)

去年こーじに借りていたという下地は今年も使っているのかな?「自分はあんまり詳しくないから」という阿部さんが、まずいいんですけどね、この話は。


アイラインもしっかり引いていたはず。元々切長で麗しい目がめちゃくちゃくっきりしていたから。まゆげもしっかりで、ものすごくはっきりくっきりしたお顔をガン見していたら、阿部さん汗かきじゃないのに、割と早々ブラザービートの後半には少し汗をかいていて、ちょっとキュンした。汗かくって生きてるな~!って実感する。

でも今思えばこの汗は額にうっすら程度だったので、前髪下ろしてたら見られなかったんだなぁ…サラスト流し前髪派の私ですが、そう思うと立ち上げ前髪も尊い


バッキバキに踊るものってメインステが多くなるから、本当に大好きな踊ってる阿部さんの一挙手一投足を今回はとっても満喫できてうれしかったぁ!好き!!かっこいい!!!

前に9列とかしかないと、人の頭ってかぶらないんだなという当たり前やけどなかなか体験し得ない贅沢の中で、阿部さんの曲と曲の間の切り替えとか、フォーメーション移動する無駄のない動きとか、メンバーと目を合わせて笑い合っているところをこれでもかと浴びた。


肉眼の距離で見る、ステージでパフォーマンスしている阿部さんは輪郭が光ってるようにさえ見えて、その姿を見ている人の心にうれしいとかがんばるエネルギーとか、目に見えないけど糧になる“何か”を与えられる特別な人なんだなぁと、アイドルの尊さを正面から食らった。

アイドルは人の心に作用するお仕事で、だから一般人の私とは全然違って当たり前で、そんなのJr.のころから特別やったんやけど、でもデビューしてSnow Manが乗りに乗っている今、その輝きが一際磨かれていたように映った。

阿部さんかっこいいなぁ。夢叶えてるなぁなんて、いい意味で自分との差を感じてグッときたというか。


阿部さん本人も本当に楽しそうやったし、ファンを楽しませたいっていう気持ちもすっごく伝わってくる。そんな光景に当てられた。

ファンサ曲以外、その瞳は基本的に遠くを見ていて、広い会場なのだから当たり前なのだけど、なんでかそんなところに「プロだなー!」と唸ってしまう。仕事人大好き。その瞳には何が映っていたんでしょうか。キラキラしていて、きれいだったな。

阿部さん眩しい、ダイヤモンドは永遠の輝き…!



特に印象的だった曲が3つ。

▨ Toxic Girl

オリエンタル×妖艶。その世界に身を委ねる阿部さんはもうあの、阿部さんの中の全亮平の放出、全亮平乗っけ盛り!みたいな。

さすがToxic Girl担当の阿部さん…感嘆した。


メンバーそれぞれが1つのジャンルを担当して曲を決めた今回のアルバム、他のメンバーは担当した曲の歌割多い(ように聴こえる)のに阿部さんは少なくない!?といつものモンペをかましていたけど(メソトへの信用ゼロ)、なんかもうそういうの全部吹っ飛ぶ世界線がある。なに、なに、あれ、なに。


曲が始まった時から阿部さんバッキバキ、気合ミッチミチ。そんなの見せられたらこっちもこっちでオラわくわくすっぞ!!!と悟空が出てきてしまうじゃない。悟空が。ドラゴンボールご存じかな。こういうときの悟空は歳バレるよと、最近ツイッタランドでも見たけどな。

双眼鏡握りしめる手にも力が入って、絶対見逃したくない。

とはいえ阿部さんの気迫とか、照明やセットでつくり出された雰囲気の全てに面食らってしまい、曲の流れをほとんど覚えてないポンコツの脳みそなのですが、WSでも取り上げられてた(のを後から見た)「スノクラゲ」がやっぱりすごかった。

クラゲモチーフだということは、帰りの新幹線で知ったけど。すだれ?と思ってたけど。

妖艶だった。見事なまでに妖艶だった。いや、ちょっとあの吐息みたいなやつ、みたいなやつじゃないな?吐息?なに?あれ????

「なにあれ」しか言えないよ、私の語彙力では。

あのサビ直前に差し込まれる吐息(あれ、あの短めの一息なのが余計にえろいよね)も、大サビ直前の英語の部分(「You're so Toxic Girl」だっけか)も阿部さんだろうとは思ってたけど、あんな世界観見せられたらもう致死量の妖艶だが。みんな命を守る行動を!!!


クラゲの外にいるときも充分すぎるほどにやばかったけど、1人1クラゲあるその中入ってもうたらもう…あの…見えそうで見えない、見えるけど見えない、見えにくいけど見える。この本能レベルに訴えかけてくる演出天才すぎて、頭ぐゎんぐゎんしながら見た。

基本的に会場の照明は暗めで、クラゲの中に吊るされたスポットライトが明るくなったり暗くなったり、カラフルに照らされたり見えなかったり。その中で踊ってるの色気が溢れすぎていて…ど真ん中のクラゲの中にいた、笑みを浮かべながら歌って踊っている阿部さん…私はまだまだ阿部さんのことわかってなかったな。私が思ってるより遥かにすごいし遥かにやばいと思い知らされた。


この曲の中毒性は阿部さん本人の持つ中毒性に通ずる。ベイビーワンモアタイム



▨ Color me live...

今年のユニットはだてあべさく!その時点で楽しみだったけど、カラミラは初めて聞いたときから大好きすぎて、MVの世界観も好みで、多分この先もいちばん好きなユニット曲なのではないかと思う。

だから、コンサートで見るのを心待ちにしていた。


キッタキッテナイ終わりに暗転したら、はける人と残る人がいて、阿部さんを追っていたのでカラミラだとわかった。その割に突然阿部さんを見失って、シルエットの真ん中か!?って見てたら、真ん中の人が髪の毛わしゃわしゃー!!!!!ってしたから、わしゃ…くらいで食い気味に「絶対違う!」と思った。ダテだった。


曲が始まると、阿部さんは下手側にいて、ハーンもう下手側の席で本当にありがとう!!!!!!!!!!

あれどこに座ってたと説明すればいいのか、なんとも言えんとこにあるなんとも言えん段差に器用に座っていて、1回しか見てない大興奮の頭には、こんな記憶しか残ってません。

白いオーバーめのシャツに水彩の柄みたいなのが入ってたかな。下は黒パンツでしたでしょうか。顔しか見てない勢いなので覚えてないんですけども(あと腹チラめっちゃしてた。腹チラ大好き)(ほんと私ってこんなもん)、今いる暗闇の世界から明るい場所に出ていきたい、新しく光を見つけて自分らしくその先へ、そんな歌詞に合わせたパフォーマンスが素晴らしい。


阿部さんのパフォーマンスをこの4年見てきて、曲に合わせて表現の的を絞れる人だとはずっと思ってたけど、え、こんなにすごかったかな?ちょっと混乱するレベルで良い。

曲後半の解き放たれていく表情や動きがすごく美しくてびっくりした。“表現者”なんだなあっていう事実が鳩尾にぐりぐり押し込まれる。痛い。

インテリジャニーズ最前線の阿部さんはクイズ番組や情報番組に出ることが多くて、そちらのイメージが強いけど、でも、アイドルでありパフォーマンスすることを生業とする人なのだと今更ながらに思い知る。

阿部さん大好き!!かっこいい!!!!!が止まらない。鼻息で防振が曇らなくてよかった。

本当は、曇り止めしてるのにまあまあ曇った。なんの嘘。


だてさくとの息もぴったりで、それもうれしい。阿部さんが横アリのど真ん中で歌っているのもうれしい。私はずっと、こういう景色を見たかった。

別にいつもど真ん中にいてほしいわけではないけど、でもデビュー以降、私にとっては心に折り合いをつけられない事柄が多すぎて、悲しかったり悔しかったりすることがたくさんで、それは私の一方的な思いやけど、けど、そういうものが少し救われた気がする。


3人のパフォーマンスを引きで見たくて双眼鏡を外したら、モニターのアニメーションというのかなんというのか、なんかすごかった(なんかすごかった)。ほとんど双眼鏡やったからわからんのやけど、正面から見たらすごくきれいなんやろうな。


メソトは円盤にするときはユニット曲のマルチアングルを必ず頼む、ヲタクとの約束だ。



▨ Movin' up

本編最後、ムビナの阿部さんが本当にかっこよくて美しくて、阿部さんが人として持っている穏やかさ、好青年、王子様感とのギャップで、うーんとね…7億倍すごいね。桁がバカ。

もう本当に本当にかっこよかった!!この世のかっこいいの具現化!3D!存在が4K!!!!!!!

(?)


私が阿部さんにおちたきっかけのひとつが PPPの定点で(今も色褪せない名作)(ひよこが生まれて最初に見た動画くらいの)、あべちゃんっていう人は賢い上にこんなにきれいに踊れるのか!と、それはそれは強い衝撃を受けて今に至るので、ひよこ原始の親を見て感激というかなんというか…バッキバキに躍る阿部さん、控えめに言わなくても盛大に最高。


フォーメーションがぐるぐる変わる隅から隅まで見せ場と言える曲で、ひかるの振付が冴え渡っていた。

誰が振りをつけたとか全然知らずに見ていたけど、これ絶対ひかるやろ!?と思ったらやっぱりだったのでうれしい。指先まで癖強めに振りがついてるその形を、きっちり咀嚼して踊る阿部さんがとても好きだなぁ。
(ひかるの振付じゃなかったよ!!帰ってから見た前半誌でふっかに「違う振付師さんに頼むことになったけど先に雑誌で『ひかるに頼む』って言っちゃってて」って訂正されたよ!)(全然いいのよ!)

パフォーマンスとは咀嚼の先にあるものだと、私はすの6を見て学んだヲタクなので。彼らはその技に長けている。


広いステージで、遠くを見ながらパフォーマンスしている阿部さんは、この世のものとは思えないくらいかっこよかった。曲によって纏う雰囲気が変わるけれど、かっこいい系のムビナを踊る無敵感は、阿部さんの輪郭をキラキラに光らせていた。

曲後半には横一列に広がったフォーメーションのおかげで、いちばん下手側の立ち位置で踊るところを見られて、それがとても近くて、パフォーマンスしながら笑っている阿部さんがとにかくかっこよすぎて時が止まったような感覚さえあった。

忘れられないし、忘れたくない。


最後の強いスモークのまま消える演出も、かっこよくて好きだった。ああいう演出を数年に一度あちらこちらで見かけるけど、私結構好きなんですよね。勢いのままの余韻がいい。ラストスパートは閃光。





あべふかが中心になって考えた構成は前衛的だったと思う。

そもそもの話なんですけど、「あべふかが中心になって考えている」「あべふかが2人でライブエンターテイメントEXPOに行っている」そんなのまずもってまず!私はとってもうれしいんですけど!?あべふか大好き!


阿部さんは院でもライブ演出に活かせることを求めて学んできたのだし、SODAの連載でもその道のプロに話を聞いているのだから、きっとやりたいことがたくさんあるよね。

スノクラゲも、アンコールで突然動いて私がそのエリアで1人だけびっくりしていたアイアーチも(皆さんネタバレとかWSとか見てますよね、そうですよね)、ひとつひとつそうやって、時と場合に応じて形にできている今の尊さを思う。阿部さんが積み上げてきた思いや知識を還元できる機会ができている「今」が尊い

退場のとき、歯医者さんに「アイアーチを考えたのは阿部さんなんだよ」と教えてもらってメインステを振り返った。横アリの空気まるごと抱きしめたいくらいにうれしかった。私の自担かっっっこいいなあ!!!


新しいことをやるといろんな声があがるのは世の常で、そして今回私は自分がよく見える席にいたからわからないこともある。

けど、阿部さんやふっかはいつもファンを思ってくれている人たちで、それはほかのメンバーだってそうなのだから、そこにはただただ「ファンの子に楽しんでほしい」という気持ちが輝いているのだと思うから。

デビューして有観客のツアー2度目やもん。ひとつのパターンを応用してカードを切るにはまだ早いのだから、かっけぇこと、やりたいことにたくさん挑戦してほしい。

あのグループみたいとか、この先輩みたいとか、そんなものはぶっちぎって、きみたちにしかできない、きみたちだけの世界をつくってほしいと願っています。


それから阿部さんは「ファンサをたくさんしたいと思います!」とパンフや雑誌で言っていたのを有言実行、今回もあちらこちらでガッシガッシと刈っていたのを見た。

私は今回はもらえずやったけど、でも私のいた席すぐ横の花道に来たときに、ズバンズバンと緑の人たちを撃ち抜いていたのを見上げていた。それはそれは目が大きかったですね(目が大きい)。

歯医者さんとも言ってたのだけど、ああいうとき、どうしてちゃんと記憶がないのか。至近距離にいる自担を絶対に見ているのに、公演直後すでに記憶にない。見てたのに!記憶!どこ!もったいな!


スタトロが周るときはずーっと双眼鏡で見てたけど(衣装がその前までのジャケットを脱いだベストで、シャツの腕まくり最高)、ファンサうちわを捌く速度がプロ。あれはもう伝統芸能。7人くらいはエアハグされてたな…横アリめっちゃ亮平に抱かれるやん?

阿部エアハグ亮平、なんかガシッといくし背中の骨感が男やし(いちばん遠いバクステ側のスタトロをガン見した感想)(双眼鏡最高)、めちゃくちゃ男でかっこいいけど、私はエアハグをしてもらう勇気はない。あれやられたら、たぶん命燃え尽きる。灰灰ジェッツ。

アイアーチからセンター席を見下ろして、やさしく笑って手を振る阿部さんも最高に恋だった。あのグッズの黒スウェットが彼氏すぎん?黒似合うのよ〜!!!もー!!!!!!隣の翔太がタンクトップなのはスウェットの原型がなさすぎないか。微笑んじゃった。





当初の予定なら行けないはずだったスノラボ、歯医者さんの厚すぎるご厚意で見られた光景は、きっと10年後も思い出す。

本当なら交換探して2回入れるところなのに、「そんなのいいんだよ!」って誘ってくれたそのやさしさを私も持っていたい。2人で行く予定だった2D.2D.(それも思えば歯医者さんに誘ってもらってたな…)の念願が叶ってうれしいねと言ってくれた歯医者さんにも恩返しがしたいし、周りの人にもやさしさを渡せる人でありたいな。


とはいえ強欲でもあるので、阿部誕は引き続き探していきたいと思いますが!成し遂げたいですね!!




2022の秋、ハマは楽しいことしかなくて大好きな街になりました。ありがとう。


横浜3/3。