きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

ようこそ、再び桜の世界 ─『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』①

土曜日、ヒカルの嫁と『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』特別上映に行ってきました。おれたちの南座



そういえば、エメラルドグリーンのアイラインを買ったんですよ。2D.2D.の配信の時に。かわいいの。

そんなアイラインを引いて、緑のバケットバッグで、久しぶりのリアルな現場感にテンションが上がっていた。メンカラのアイテムはヲタクの気持ちを上げる法則。

ただ、気付いたら服も小物も緑のものが増えまくってて、無意識にカメムシみたいになってしまう時があるから気をつけなあかん。1回あったの、カメムシ未遂。出かける準備してる時、出してきたスカートも緑、かばんも緑でハンカチもみd…は???ほんま、ちょっと冷静になった方がいい。




南座は私にとって、すの担になって初めてSnow Manに出会ったはじまりの場所なので、大好きな聖地。新橋演舞場よりひとまわり小さいサイズ感とか、天井とか、ラブリーなみなみーなとか。南座公演で金さんの頭にもついてたみなみーな。全部大好き。天井めっちゃかわいいのよ〜!行くことがあれば、みんな見てほしい。



お席は1階11列、中央らへん。感染症対策により前と横の席が空いている空間、鑑賞環境の快適さがすごい。

チケット取った時から、ヒカルがセンターやからヒカルの嫁にどセンターの席に座ってもらうぞ!って決めてたのに、私の勘違いで結局私がどセンターに座っていた。座ってからだいぶして、「あれ?私が座ってるのがセンターやな?」って気づいた。えへへ、ごめん。映画やし、大した弊害はなかったのでよかった。



さて、盛大にネタバレありの感想文を書きます。


できたら、どなたもネタバレ見ずに行って楽しんでほしいなって思ったので、ブログにだけ記録しておきます。

1回しか観てないし時間も経ったし、順不同、思いつくままに書くので間違いは多々あるかと。あと、例によって阿部さんのところばっかりになるかな。



❁⃘ ❁⃘ ❁⃘


□ お丸のアナウンス

上映5分前、アナウンスというのか影ナレというのか、注意事項をお丸が読んでくれる。お丸ジャン!

初っ端から、最後に小判が降ってくる匂わせ。「小判が降ってくるかもしれないけれど、その時は拾わないように」って。おお…小判降るんだぁ……わくわく。気持ち高まっちゃったなぁ。ふっかさんありがとな!


□ オープニング

小田将聖くんの『世にも奇妙な物語』かな?

なにがしかのフラストレーションを抱えている小田将聖、なぜか外国人女性に誘われて外に出る小田将聖、英語に日本語で答える小田将聖、謎の船の上にいる小田将聖、時には海に落ちてずぶ濡れの小田将聖…小田将聖は一体、滝沢歌舞伎の何を課せられてここにいるのか…その謎は最後まで解けなかった(先に言っちゃうけど)。

でも、阿部さんがいろんな雑誌で「少年忍者の小田将聖くんががんばってた」と言っていたので、小田将聖よくがんばった!


タワーが印象的な都市(メインビジュアルで背景になってるやつ)に、小田将聖の乗ってる船が向かっている。島やったんかぁ…。怪しげに黒光りしているタワー…ガンツかな?読んだことないけど。

小田将聖「これが…未来都市…」未来都市なんや!これ未来なんや!じゃあ、銀魂かな?


集英社から離れろ。


空から映された未来都市が、ものっすごく細かく丁寧に作られてる。一瞬しか映らないのですが、これは…いるのかな。この部分省いてコストカットしたらチケット代1000円くらい引けるのでは…と思ったのは内緒だよシー。

未来都市である必要性は最後までわからんかったけど、監督さんの心は少年そのものなんだなと思うなどした。


□ ひらりと桜

桜が落ちてくる瞬間は、映像でも圧巻。圧倒的美!

映像止めたりする演出はなくてもよかった気がするけど、それは個人の好みであり、舞台を見ていたからなのかもしれない。そのまま見たい派の私。


1年半ぶりに大好きなピンクの羽織りを見ることができて、ほんとにほんとにうれしかった!相変わらず袖に広がるプリーツがかわいいし、映像やから細部まで大きく見られて高まる。

阿部さんが麗しい。際立って麗しい微笑みのところがあってさぁ!もうあれは王子、王子のごとき微笑み。キンプリかな?(違う)

映像特有だったのは、円になった中心でカメラが回ってること。Snow Manが円の中心に向かってパフォーマンスしてくれる。あれめちゃくちゃ良い!楽しい!桜の花びら投げてくれた翔太がすっごいかっこよかった。恋の渡辺。


□ 殺陣

赤い鎧?的な衣装での殺陣は、こーじのアップから。こーじ→めめラウ→だて→いわあべふか→なべさくが順々にメインになる映像。


阿部さんのかっこよさが振り切れてるんですが!!!!!!!!!

(落ち着け?)

予告映像で阿部さんの名前が出るところ、殺陣だろうなって楽しみにしてた。えげつないかっこよさだった。もうえぐい。かっこいいえぐいかっこいいえぐい。


殺陣はみんなかっこいいし、すごいのだけど、繰り返される斬り合いを見ているうち、突然「私は今、何を見せられているんだろう…」となる。そして、すぐに気付く。あ、この訳わからんなっていう感覚が滝沢歌舞伎でした。そうでしたそうでした。

めちゃくちゃかっこいい自担とよくわからんトンチキな演目を見つめ、冷静さを取り戻しては負けである。イチ社会人として生きるヲタクの精神とジャニーズエンターテイメンのガチンコ勝負。

ああ、私は今年もSnow Manの歌舞伎を見ることができたなぁって、とてつもなく満足した。サンキュートンチキ、サンキュー滝沢歌舞伎ZERO。


あべだてふかの戸板倒しもあった!歓喜!鎧着ながらの戸板は身体が重そうで、余計に難しそう。涼しい顔して戸板の上に立っている宮ちゃんのボディバランスの素晴らしさを思うなどする。阿部さんも頑張ってた(恋)。お顔が劇画だった。


殺陣の最後のカット、阿部さんで終わるのめっちゃうれしい。メイクも濃いめですごーーーく好みです。しかも腕筋!刀握ってる腕、肌が見えている部分にのぞく筋!!!!!!あれは阿部ちゃんではなく亮平です!!!!!!!!やっばぁ!!!!!!!!!!!!


組曲

組曲大好き〜!コンテンポラリー!あの衣装もお久しぶりです。

涼しい顔からどんどん苦しそうな表情になっていくSnow Manは至高。立ち位置も変わってないから、阿部さんの軌道を追いかけられて満足。


舞台と違うところは、謎の大雨でしょう。それと、歌舞伎のお囃子っていうのかな。小鼓とか三味線とか、あと掛け声も入る。歌舞伎感が色濃くなるし、コンテンポラリーと雨と三つ巴の違和感が、なんだかめちゃくちゃ光って良い。相乗効果。私はなぜかちょっとドラマの『SPEC』を思い出したんやけど、そんなシーンあったかな。


組曲後半、本当に謎にSnow Manに叩きつける雨。「みずみずしく魅力にあふれている」という意味で使われる「水も滴る」という表現があるけど、もうその“みずみずしくあふれる魅力”が振り切れるほどの雨!水!そしてクオリティ異常のパフォーマンス!

どう考えても組曲のパフォーマンスに水は適さなくて、滑るんじゃないかってヒヤヒヤもするのだけど、過酷さ、必死さを彩るには水の持つ力は凄まじい。誕生から再生(だったかな)(去年のブログ調べたら「誕生から旅立ちへ」がテーマでした)芸術的に美しかった。

にしてもすんごい降ってた。ゲリラ豪雨


□ 腹筋太鼓

人生一度は腹筋太鼓!

今年も相変わらずトンチキで、「トントンピーナツ・トントンコロッケ」「豚バラ豚バラ」「シューベルトシューベルト・トン」であった。

太鼓前の上半身裸のアイドルたちが叫び合う図、叫べば叫ぶほど、反比例するように「何を見せられてんだろう」と思う自分がいた。ろくでなしBLUES?ルーキーズ?少年ジャンプから離れられない思考。


けど、それが滝沢歌舞伎だからいいのだ。何見せられてんだろう、が本質。この話はすでに2度目であることを忘れてはならない。

そして阿部は男前である。それでいいよね。


やっぱり太鼓はいい。楽しい。本当はその場でリアルに感じる熱気とか、じわじわかいていく汗とか、時折はらはらと舞ってくる天井に残った桜の花びらとか、ずしんずしん身体に響く太鼓の音がいいのだけど、音響がいいから太鼓の音めっちゃ身体に響いた。なんかうれしい。


阿部さんの腹筋とか二の腕とか、今年も拝ませていただいてありがとうございます!円になるところもひかるが近くにいるから目印になっていい!全力感謝!(ひかるを目印に使うな)


□ Maybe

Maybeから佐久間くんがいなくなっていた。衝撃。

私は阿部がいればそれでいいヲタクなのでいいのだけど、Maybeの佐久間くんの素晴らしさはそんな私でもわかるので、全国の佐久間担さんは残念ではないかなとちょっと心配する。ラウールが抜かれるたびにいつメンのピンクの顔がちらちら出てきた。


あべふかボーカルは今年も最&高&最&高。去年はまだそこまで私の中の「あべふか尊い」が育ってなかったので、今年の感動はえげつなかった。あぁ、去年この感覚があればなぁー!!

ラウールのダンスの熱と、サラッと歌うあべふかの対比がいい。熱いけど冷たい!冷たいけど熱い!平熱35度と40度の闘い。それはもうインフルエンザ。


今年も阿部さんの甘々の甘の歌声ありがとう。はやく円盤ください(欲)。


□ Black Gold

治安悪ィ新曲。Snow Manと治安の悪い曲の相性は異常。最高。Kポみも強め。


新曲があるのは知ってたけどタイトルも知らず、なぜか予告で見た花鳥風月の映像が新曲だと思い込んでいたので、この曲はなに?新曲?2曲もあんの!?タイトル色と色!!?


映像、ソロのところはワンカメかなぁ。メンバーがどんどん引き継いでいくんやけど、阿部さんはドアから出てきてフェンス越し。フェンス越しの阿部を延々見続けた。かっこよい。でも阿部さんのパート、タイトル以外の歌詞がなかった気がするんですけど…そこは審議。

あと、宮ちゃんのラップとてもよかったな。


パフォーマンス部分もかっこよかったから早く少クラで見たい〜!12月には見れるのだろうか。曲は3rdに収録されるかな?

去年南座でMIH見た時は、えげつねぇカッケェ!でも今度一体いつ見れるのか…少クラはよ!と思ったものだけど(それは『少年たち』のCry outも同じく)、デビューした今、きっとどこかに収録されるんだろうし、絶対観れるんだろうなという安心感がある。デビューという事実の揺るがなさを感じる。裏を返せば、それは儚さがないということで、めでたいのだけどちょっと寂しい気持ちもあるヲタクのわがまま。


もちろん純粋にうれしいので、その心の片隅の話。


□ Crazy F-R-E-S-H Beat

予告にCFBやってる映像あったので、やるんだぁと思ってたけど、確かここら辺が新曲とか怒涛の展開で、ものすごいテンションで観た。軽く沸騰してた。

コンサートではないので静かに観劇してるけど、顔めっちゃうるさかったと思う。マスクしててよかったし、誰も私の顔を見る環境じゃなくて命拾いした。


CFBといえば黒っぽいセットアップに白いインナーが特徴やけど、MVのとは違う黒×白が新鮮。新衣装めちゃくちゃもらうなァ、となぜかコストが気になったりもする。貧乏性のおかんかよ。あんたまた新しい服買うて!

CFBのパフォーマンスは9人のSnow Manとしての真骨頂だと思うので、多くの人の目に触れられる機会が増えるのはうれしいな!


□ 創作歌舞伎

今年はお化粧が見れなくて寂しい。映像作品なので仕方ないのだけど、阿部さんの白塗りが大好きだったから。汗かきながらバッタバタ白粉ぬって、お粉パンパンってしたら粉が宙を舞っていて。口紅んーまっ!ってするのもかわいいし、最後きれいなお姉さんのお顔で会釈して。ハァ…また観たい。


阿部さん出演部分の演目は、今年も「桜の舞」なのかな?ちゃんと確認してこなかったというか、見る余裕がなかった、が正解。

去年は女形のあべさくと麗しのなべのターンやったのが、今年は目黒も参戦しており。目黒、去年創作歌舞伎出てなかったもんね。だからって阿部の相手役なのはずるいジャン!!!!!!(嫉妬)


五右衛門終わると顔を扇子で隠した男女がいて、それがあべめぐチャンなのだけど、たしかに阿部さんの相手として目黒の身長は素晴らしい。最高。なべさくコンビもサイズ感合っててかわいいの。さく姫がなべの目隠しするところめっちゃかわいかった。


阿部さんの女形、今年も美だった。きれいなお姉さん。肩落として静々歩いてた。がんばったね、最高ね!今年もお化粧自分でしたんだろうか。

最後あべさくチャンが花吹雪ぱらって降らせるのがきれいすぎて、あぁぁ!!!ってなる。言葉にならないけど、なんだかうれしいやつ。ステフォ買わせてくれよォ!


□ 花鳥風月

あの、、、花鳥風月がやばみの極みだったんですけど!!!!!!!!!!!!!!!!?めちゃくちゃかっこいいねんけどー!!!!!!!!!!!!!!!良すぎて語彙がバカになるレベル。ヒカルの嫁とも、いちばん盛り上がったターン。


花鳥風月といえば白塗りのイメージだったから、生身(生身?)のSnow Manのパフォーマンスに衝撃を受ける。だって私が知ってるのは阿部さんが女形で桜の枝をシュン!って舞台裏に滑り入れるやつだもん!

ネイビーの和っぽい衣装で、阿部さんは首と腕にネイビーのペイントがあって、それも刺さった。ふっかもかな?他のメンバーにあったかはわからないけれど。最初あべふかシンメなのかな、美しいフォーメーションだった記憶。


白い場所、ネイビーのSnow Man、カラフルな花吹雪はあべさくちゃんの降らせたやつと同じ。すごいきれい。好き。インスタに載せたいクラスの映え。インスタなんてウン万光年更新してないけど。

あと、相変わらず曲後半歌い出したらちょっとニヤニヤした。


花鳥風月じっくり見たいから、とりあえず今すぐすのちゅーぶで上げてくれんかな???????



❁⃘ ❁⃘ ❁⃘



長くなったので、続きます。