きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

デビュー(するのを見ている)ブルーを越えて


あれ?もしかして私、マリッジブルー


今、そんな気持ち。マリッジブルーの経験ないけど(すでに破綻)。何となくこういうのなのかなって。つわりと二日酔いも≒って言うやん?ん?何の話?



その心は、、

Snow Manを取り巻く環境が変わっていくことに追いつけない自分。情報の供給に対して気持ちが追いつかない。バランスが取れない。




たった1年、デビュー発表までなら1年も経ってないファン歴のただのど新規ながら、彼らのデビューをめちゃくちゃ夢見た。絶対デビューしてほしい、すべきだって願い続けたのは本当。


なのに、デビューまで1ヶ月を切り、毎日さまざまな情報が投下される世界に飲み込まれる。
あのテレビに出るの!?この雑誌に載るの!?うれしいけど、うれしい以外のものに取り憑かれ始めたヤバイ。


ヤバイから整理するね。




そもそもわたしは、ヲタクをすることは、人生を豊かにするツールだと思っている。だから楽しくないと意味がない。


もちろんさまざまな場面で心が動くので、その時々に派生する悔しいとか切ないとか、そういうのは人として当たり前の感情。抱えて正当なもの。

そうじゃなくて、今言いたいのは、そもそもの露出に対して「追いかけなきゃいけない」という義務感を感じることや、それに囚われて心が疲れることが、よくない。全然よくない。



そういうの、これまでも経験はある。そしてヲタクの多くが経験している気がする。

なので私自身は自衛する術があるはずなんだ。でも、さすがに少し疲れてしまった…!




連日投下される「あの雑誌に載りま〜す」「この番組に出ま〜す」に加えて、同時デビューだからこその売り出し方、対比されることだらけで、やっぱりどうしても意識してしまう。

あっちがいい、こっちがいいじゃなくて、本来入ってくるはずの情報量の×2になっていることや、それを意識せざるを得ない現状が、お、、重い…。




それから、デビューを喜ぶ気持ちと対照的に、“変わっていく不安”もある。
よく言う「遠く感じる」というやつ。これは初めてリアルに体感しているかもしれない。


嵐の時、私は田舎の女子高生で、今みたいにSNSが発達してないこともあってそもそもが遠い存在だったし、エイトはもう出来上がってから好きになった。キンプリちゃんも花晴れ新規。


Snow Manだってここ1年のことなのだけど、その1年がとてつもなく濃かった。これまでの何年分なの?くらい現場があったし、すのちゅーぶや島動画はすごく身近に感じるもので。
心が揺れる動く出来事も多かったしね。ZARDでも歌うかな。


こないだの土曜日、いつメンと遊んだ時も「Jr.じゃなくなるの寂しいね」って話題になった。


もちろんみんなデビューを喜んでる。めっちゃくちゃうれしい。でも、別のところで生まれる寂しさを知ったおれたちヲタク。




そんなもろもろが折り重なった、ミルクレープみたいなマリッジブルーならぬ、デビューブルー。

私がデビューするわけじゃないから、正しくは、デビューするのを見ているヲタクのブルー。




これを超えなければヲタクはできないし、超えない理由もない。だから、ひっそりスマートに折り合いをつけたい。


と、思ったけど無理だった〜!



抱えきれなくなったので、ガーデンに住む友人たちにSOSを求めた。王子のお庭の人たち。

[デビューはうれしいけど、情報過多疲れちゃったな。有名になっておっきくなってほしいのも本当だけど、遠くなっちゃうってやつ言いたくなかったけど、リアルに感じるな]

そんな話ね。



ちょろっと触りを話しただけで、二人ともわたしの心中をドンピシャに察してくれた。わ、私サトラレ?ってレベル(ありがとうありがとう!)

あと、ついでにモンペ発揮したのは恥ずかしい。


けど、とてもすっきりした。



人に話すと、自分の思いを放り出した分の空間が心に生まれる。宙に放り出された感情を客観視できるようになる。すると、ちっせえこといってんなあ、って笑っちゃう。

愚痴はできるだけ言いたくないけど気を許してる人には言っちゃうし、それも結局、話してみるとちっぽけで笑ってしまうし。



これは私が心のキャパの狭い、自分の中に矢印が向いている人間だからで、お恥ずかしい限りなのだけど、やっぱり適度に感情を放つことは必要だなぁと。


風通しは大切。



そして、こういう時の、自担とは距離感あるところにいる(つまり他Gの、かな)ヲタクの友達の存在ってありがたいなとつくづく。


なので、私はまた元気になりました!単純明快!




余裕ができてから考えてみると、今が単純にすごいなって思った。


1年前の今ごろ、地上波でSnow Manを見られることなんてなかった。単体での出演がたまにあるくらいで、揃って見られるのは少クラだけだったんじゃないか。


それがJr.のバブルが起きて、夏ごろからめっちゃくちゃテレビ出てる!めっちゃ見る!


デビューを控えた今では冬の大型歌番組出演が立て続けにある。歌って踊るSnow Manをこんなスパンで見れるなんて。しかも最強のデビュー曲をひっさげて。

(ねえ、ひっさげるって「提げる」って書くのね。初めて知った)



顔見せでたくさんの番組に呼ばれているこの状況は、1年前、半年前には、まして8月のデビュー発表のころでさえ予想だにしなかったこと。

だって今、本当に毎日のように見るもんね。


感覚が麻痺してきたけど、これってすごいことだ。ありがたい!うれしい!

せっかくデビューを見届けられるのだから、今を楽しまなければ損する。だいたいこの結論にたどり着くまでに時間がかかるタイプやけど(落ち着くところはわかってても落とせない)、たどり着いたから、祭を楽しむぞ。





この記事を書いてた数日の間にも、テレビの出演情報が投下されまくっている。去年買い換えて余裕ぶっこいてたレコーダーの容量もさすがにピンチ。



予想を遥か超えて、現実はかなりタフだね!