きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

その先へ #4

ROTの見逃し配信が終わってしまった。ああ、1週間なんてあっという間に経つんだな。単独終わってからこっち、完全にもぬけの殻で使い物にならなかったから気づけば4月やし、先週まで自分が何してたのか、もはや日付の感覚もない。

ということでROT最終回の感想。

ROT#4「舞い続けよ」

いよいよ南座初日に向けてという内容だからか、活気があって明るくて、真摯なプロの姿が見られて、どんな時も優しい心を忘れないSnowManが見られて、わたしはうれしかった。

いくつか印象的なところをまとめておく。


◼︎舞台裏で後輩たちに声掛けるヒカル

「何が起こるか分からないから不安なのは分かるけど、お客さんには関係ないから堂々として」
「事故だけは、ならないようにね」

バタバタしてる舞台裏で、的確に、ちゃんと最後に気遣う言葉を掛けて去っていくところにヒカルの人となりが見えた気がした。Snow Manの一番前を駆け抜ける男、背中が広くて大きい。かっこよすぎるわ。


◼︎めめが怪我したヒカルに声掛けるところ
めちゃくちゃ良かった。ああいう距離の取り方する人なんやな、目黒蓮。あえて声掛けずに気にかけるのも優しさだし、ああやって声を掛けるのも優しさのひとつ。どっちもいいな。もうあんなふうに声を掛けれる関係性だったんだというのもうれしい。


◼︎宮ちゃんの衣装直し
南座でやってた衣装直し、めっちゃかっこいい!すごいこだわってつくってて仕事人〜!!かっこよ〜!!!!!
#1でマダムから手厳しい洗礼を受けてた宮ちゃん、しっかり自分の役割全うしてた!!すごいすごい!MIHの衣装めっちゃかわいいもんね!他の衣装も全部好きだから、宮ちゃん衣装のプロデュース向いてる。めちゃくちゃセンスある。おれたちの舘さまかっこよすぎ!!!!!


◼︎豆まき
あそこはめっちゃくちゃかわいい。2/4のさく日に載ってた写真を思い出す。あれ大好きなんだよ。

こーじの明るさは、さくまとはまた違う形でSnow Manを照らすもの。あいつマジでいいやつな!勝手にA型同盟として思うのは、できる限り周りに気を遣わせないようにしながら、適正な自分の立ち位置、立ち居振る舞い、ものっすごく先の先までの行動を読もうとしてるだろうな(A型の生き方…お疲れさまですホント)。
全方位に気を配って、間違ったことのないように、失礼のないように。だからヒカルが「こーじ、あそこ早い」って言った瞬間切り替えたよね。かわいいし、えらいし、ふっかの笑いもヒカルの微笑みもかわいかった。
そして結果ギュッと集まって映像見てしまうすのーまん5!仕事人なすのーまんが大好きだ!



あとは4回通して思うこと。
6人目線になっちゃうけど、6人ともめちゃくちゃ人間ができてる。できすぎている。彼らが持つ空気はいつもみんな穏やかだな、と思う。それは普段すのちゅーぶを見ていても思うことやけど、こんなギリギリを生きるお稽古の日々の中でも、人に対して敬意や優しさを忘れないところがとても好き。オンとオフがしっかりしてるのがかっこいい、いい男たちだな。年の割に大人なのはきっと、子どものころからずっと厳しい世界にいるからなんだろう。


好きすぎて気持ちを乗せすぎて感じていた違和感とか、そんなのどうでもよくなるくらい、初日を迎えた彼らは良い顔をしていた。
わたしにとっては、それを見られただけで充分すぎるほどに価値のある番組だった。



開演直前の幕の裏でこんなのかわいすぎる!!最高!!!!!


新体制が発表になったとき、3月の単独からと聞いていた気がするけどなかなかしれっとスタートして、南座は蓋開けたら8人で。あのころヲタクたちは荒れに荒れていたし、日々いろんな戸惑いや暗い気持ちが渦巻いていたのを思い出す。
きっと扱いが宙ぶらりん状態だっためぐこじもつらかっただろうな。当時もそこに思い至らない訳ではなかったけど、落ち着いた今振り返ると、Snow Manなのかそうでないのか、この混乱や風当たりの強さをどうしていくか、メディアに伝わらない部分で相当悩んだんじゃないだろうか。

でも、そんな中でも彼らは、すでにこんなにぎゅっとしてたなんて。あの数々のすの日は、この日々の中で綴られていたのだな。やっぱり何歩も前をいってるぜちくしょー!

明日のことはわからない、極端に言えば隣にいるメンバーが明日も同じグループなのかもわからない。そんな不安定な世界を生き、その中で結束を固めて前に進む。自分たちのことだけならまだしも、混乱してるファンのことだっていっぱい気遣ってフォローしてくれたよなあ。アイドルとファンの距離感のはずなのに、ちょっと意味がわからんレベルで近く感じる。愛があふれすぎてるSnow Manの不思議。

9人に見慣れてしまって、6人の時の映像や雑誌を見ると「あれ?少なくない?」と思うようにもなってしまった。9人を好きになれた。よかった。慣れるもんだ。だからといって6人の尊さを忘れてわけではないし、6人が引っ張ってくれたから、わたしは今、ここにいる。


実はあんまり好きじゃなかったROTのナレーション(暴露)、でも最後の最後が最高によかった。3月に入って組曲のお稽古してるシーン。絶妙なタイミング、無音の中に入った一言。

「その先へ」──

大変な道をかき分けてここまできた、その先へいこう。突き進もう。明るい未来をつかもう。その姿をわたしは必ず見届ける。





気づけば春ですね。寒い冬もいろんな戸惑いも、知らない間にもう越えたんだな。



そして最後に忘れず記しておく。あべさんのおぱんつ!リアリテイがありすぎて、春!