『Cry out』スルメがすぎる。
『少年たち To be!』で一度見ただけのわたしは1フレーズたりとも覚えてなかったし、振りだってぜんぜん記憶にない。ただただ強烈に残る「すげぇ!」「速ぇぇ!」「つぇぇ!!」
そんな感想だけをあっためて、1ヶ月が経った。
やっときた!待望の少クラ!!
あんなにメッセージ性の強い曲とは思ってなかったな。呑気にリピりまくった3連休最後の夜、ツイッターを辿って得た気付きからの展開がすごかった。
そんなもろもろを書き残す。
✴︎ 衣装
まず触れずにいられないのが新衣装。
黒!かっこいい全身黒!そしてキラキラ!!
少年たちの時の記憶は「阿部・チョーカー・どエロ」だったのだけど(友達各位にLINEするぐらいにはどエロかった)、改めて見てもやっぱりどエロだった。首が細いのが余計エロいな。
衣装のこと、前にさく日で「モッズコートみたいな形にしてもらった」「フードつけた」って書いてたので、それぞれがある程度リクエストしてああいうスタイルになってるとして。
阿部、選ぶ、チョーカー、どエr
いや、阿部さんが選んだのか知らんけど、あべ日で「全身真っ黒の衣装もめちゃくちゃクール」「着ててテンション上がる」って書いてたから、わたしサイドからしたら、なんかこう込み上げるいろんな感情があるよね、ない?ある。
本人はチョーカーがエロいってわかってんのかなぁ。わかってない天然物なら最高にいいし、わかってるのはわかってるので刺さる。
チョーカー談議は置いといても、阿部さんのスタイルおばけを完璧に生かす衣装素敵。カジュアルが好きやけど、やっぱあの王子様スタイル似合うんだよナァ。何より顔がちっせぇ!
他メンの衣装は、さくまのフードがめちゃくちゃいい。フードの使い方もうまくて、フードフェチのテンション上がる。
こーじのタイトめでクラシックな雰囲気もかわいいし、ラウールはノースリーブの色が黒に映えてきれいで、今の中性的なラウールに合ってる。
宮ちゃん、膝見えるのがめちゃくちゃ刺さりますね…。自前のアクセも抜群◎さすが。翔太はブーツで背が高いし、翻る羽織のニュアンスが素敵。
ふっかはさ、いい二の腕。それは衣装じゃない。ハーフパンツにスパッツのスポーティな雰囲気に存在感がある。腕のバンダナ好き。
目黒はボトルネック似合うしカジュアルさがツボで、白靴下見えるパンツの丈感もよい◎
ヒカルは令和の金田一耕助。
あっ、これめちゃくちゃ褒めてるよ。
細部までこだわった衣装を9パターンも見られて楽しい。似合ってて癖があって、でも統一感もある。最高か。
✴︎ 振付
振付は、おれたちのヒカル!かっこよさが時空を超えている。脳内どうなってんの?またシルバニアで考えたの?ねえ!ヒカル!!!
ツイッター見てたら、いろんな人がいろんな解釈してておもしろい。なるほどな、よく見てるなって思いながらわたしも考えてみるけど、あいにくそっち系の発想力があんまりない。
だから、ただ単純にどういうところが好きか書く。
ヒカルがジョンで話してたことが、
『イメージは片栗粉。結束したかと思えば、それぞれ好きなように放たれて、また再凝固するようなメリハリ』『人数が多ければ多いほど有利』
その言葉が鮮やかに体現された世界に、ぐうの音も出ん。
冒頭、ラウールが1人高いところに現れるのは、ちょっとしたジャンヌダルク。新時代を感じる。男だけど。
あそこ「9」の形つくってるんじゃないの?ってツイッターに書いてる人がたくさんいて、あぁ皆さんよく気付かれるんだなァって感心した。ほんまやな!
少年たちで見たとき、見る見る変わっていくフォーメーションにひたすら圧倒された。右へ左へ、“縦横無尽”ってこのことだって思い知らされたし、後ろから前へ迫ってくる感覚が忘れられない。ドキドキした。すごい!かっこいい!やっぱりこの人たちやばい。
ありきたりなワードでしか表せないのが悔しい!
好きなところやツボはたくさんあるけど、思い思いに動いてたのが「ここでin the zone in the zone yeah」で揃うの、やばくないか。
あまりにくっきり際立つ9人の空気に、細胞が沸き立つような感覚。同じ振りなのに、それぞれのニュアンスが効いてるのがかっこよすぎる。
ゾーンといえば、最高のパフォーマンスができる精神状態、そこに身体も一体化して負ける気がしない。そんな世界にいくってことでしょ。
zone とは、区分けされた地帯や地域といった意味ですが、in the zone で 「完全に集中している」 という意味になります。
カッケェェェェェ!!!!!!
わたしの中の渡辺が、ねぇ見て、鳥肌立ってる!って言ってるよ。
「Hey Let us sing it loud let us bring it down」のああいうV字系のフォーメーションって、そもそもが美しいけど、9人いるだけに迫力が違う。しかもめっちゃくちゃ治安悪い。Snow Manの真骨頂!ビハインドで狙う舞台へSlide!!
からの!あべふかのディジディジディジ!最高!!!!(興奮)
あべふかってだけでも胸熱なのに、みんな姿勢低くなって上下に別れて立つ二人が目立つ振り。日本語にするとダセェ。Snow Manが踊るとめっちゃくちゃカッケェ!ヒカルくんほんまありがとうの大感涙ッ…!
ふっかはきれいにカメラに抜かれたけど、阿部のディジディジはピントがこなかった。暗かったし動き速かったもんね、咄嗟にピント合わないことだってあるよね。
でも、ぼやけながらに絶対めちゃくちゃいい顔してたのがわかるから全梅子敗訴。多分あれだ、私あれ見てた時コンタクト落としてたんだ。部屋で裸眼だったけど。そして、これからも録画見るたび毎回落とすんだ、コンタクト。してなくても。
みんな個性的なのに、揃うと異常にパワー発揮するパフォーマンスは、いつ見ても変わらずの逸品。最高峰。沼。
6人の時からそうやったけど、9人になってさらに他を圧倒するものになってる。
緩急のついた曲中の展開の豊かさ、視線を外す隙を与えない世界のつくり込まれ方。目まぐるしく変わる多彩な歌割は、しかもそれがめちゃくちゃぴったり。
見ててわくわくしかしなくて、「クッソ…そうきたか!」なんて技のコンボくらい続けて、細かいところまで把握しきれないからリモコン持つ手を下ろせない。
なんだろう、サーカス!?見たことないけど。
そして、素顔は最高に好青年なのに、曲になると治安悪いの最高だな?
常に全面降伏しか選択権はない。
✴︎ 歌詞
冒頭にも書いたけど、こんなにもメッセージ性の強いものだとは思わなかった。
ただただかっこいい曲、大好きなEDM系、ダンスも最高、それってSnow Manの十八番!って思ってただけ。
でもさ、これってSnow Manの決意表明だ。
新体制になって10ヶ月。
ここまでずっと、ファンの気持ちを大切に推し量ってきてくれた人たち。
『朝焼けの花』とか『終わらないMemories』とか、優しく包んで気持ちを伝えてきてくれた人たち。
私たちはずいぶん甘えさせてもらったなぁと思う。
とにかく優しいアイドルだな、こんなにもファンに優しいアイドルがいるんだって思った。
状況が状況ではあったかもしれないけど、トップダウンである決まり事。本来ならヲタクのことなんて顧みなくてもいいのにね。
近ごろは良くも悪くもファンの声が届きやすいけど、それでも知らんぷりしないで言葉を発するのは、待ってるよ、って言ってくれるのはやさしさの塊でしかなかった。
バファリンだったら、いったい何錠飲めばいいのか。
そんな彼らが旗を揚げた。
とうとう仕掛けてきたと思った。
それも、自分たちの得意分野で。
ボーッと聞いてたらサラサラ流れていくような耳障りのいい英語の歌詞に、詰め込まれていたメッセージ。
英語アレルギーで学生時代の知識も9割は失ってて、悲しいぐらいに何もわからないからネット翻訳しまくった。
ネット翻訳トンチンカンなときあるよね、闘った。
でもその先で、めちゃくちゃ心震えた。
期待して/9人で一つに/出撃/栄光
君と一緒にトップを取る/君と光を掴み取る
位置について!
そんな言葉がいくつも並ぶ。強い気持ちを投げてくる。これだけの士気を見せつけられても、彼らがやっぱり優しいのは「you」がいくつもいくつも出てくるところ。
そして、come on=「さぁ、行こう」で締める歌詞。
でっかい旗掲げて、これから飛び出す世界に仕掛ける挑発的な顔をしてても、私たちのことだってもれなく連れてってくれるわけでしょ。
なんなら、何がなんでも。
それぐらいのニュアンスを感じる。Snow Manに関わった人はみんなみんな、ずっとそうやって気にかけてくれるんだな。どこまでもかっこいい。好きしかないわ、そんなもん!
デビューする今、こんなもの見せられたら夢中になるしかない。もうとっくに夢中だけどな!限界突破か!
来週には、デビュー日の発表。
なぜかこっちがめちゃくちゃ緊張するけど、限界突破していく後ろ姿を、やっぱり追いかけるしかないよね。