ガチネバの感想文2つめ。本当は1本でどーん!と出したかったけど、あまりに字数が増えて分けたやつの後半。
と書き始めて1ヶ月経ってしまったのですけど(3月迎えちゃったよね)、私自身の備忘録なので置いておきます。
とか言ってたら次からグレショーでガチネバやるんやって!?タイミング合ったな!?(合った)
前半はこちら☟
後半は、せっかくなので1人ずつに感じたことを残しておこうと思う。いうてもほとんど大晴くんしか見てないのだけども。
タイトルはAぇにハマってすぐに書いていた「印象をまとめてみた」シリーズにつけていたものに揃えてます(まとめてみたシリーズて)。もろもろ書いてたんですよねぇ、懐かし。
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𓅮 せーやチャン
舞台を愛し、舞台に愛されている主役オブ主役。声は通るし歌声はもっと響く。上ハモが綺麗すぎるのを近距離で見て聴いて、度肝抜かれた。
ユウヤという人は友達はおらず気も弱めな感じで(なんせ大学時代ゲームばっかりしていたキャラなので)、ザワのイメージとは180度違うなと思うけど、でも舞台上のザワは生き生きとそこに存在している「ユウヤ」でしかなくて、さすが。
髪の生え際が黒くて口の右下に大人ニキビができた形跡があり、せーやチャン生きてるなあ!と思ったのと、アドリブに笑かされた笑い皺がすごくかわいいでした。スーツに着替えさせてもらうシーンのおパンツ姿、太ももがリアル28歳。
パンツとかニキビとか言うてるけど、ザワの演技をいつか見てみたかったから、うれしかった。目をキラキラさせて真ん前に飛び出してきたとき感動した。寝起きの演技がうますぎて、すごいなぁ!って心を貫いた。そこで?って感じやけど、演技を超えてほんとに寝起きのそれだったので。まっさんの一発ギャグを見ているしらけた顔が、めちゃくちゃザワだったのもかわいい。
グレショーが番組としていろんなメンバーを主役にして公演を作る反面、こういう「舞台ツアー」と銘打った初めての企画に際してザワが主役に据えられることも、とてもよくわかる気がする。
キラキラと輝く瞳もニコニコ笑う愛らしさも「ユウヤ」でしかなくて、ガチネバはザワが主役で芯にいるからこそ、今ここにある舞台だなぁと思いました。
𓅮 まっさん
アビリティ「鉄の心」、まっさんの一発ギャグを堪能する時間だったのだけど(これは『幕末』からでしょうか?)(と思ってたら『マダムの休日』のときに「一発ギャグがきつかった」と言ってたことからだと雑誌で読みました)、ギャグがおもしろいというより、あの空気感がおもしろすぎて笑わない方が難しかった。
にしてもジャッジが厳しくて小さな短い笑い声でさえ拾うまっさんis妥協を許さない男。そんなやから(ああ、ここで時間押すんやな)とあまりにもよくわかったし、笑わんとこう笑わんとこうと思うのにギャグがちょっとずつしか進まん上に、やっと進んだと思ったら「その路線!?」みたいな展開ぶっ込んでくるから無理すぎた。
いよいよ町娘出てきたときにはそれまで我慢してた分、私の鼻から豚鼻が鳴った。
客席がくすくすくすくす笑ってたのを拾っては怒ってるまっさんを見ていたけど、豚鼻ぶっ飛ばした瞬間にこっち見て怒っていたので、さすがに2列目だと豚鼻も拾われるもんだな…と感慨深かったです。アビリティ豚鼻。ごめんて。
あの時間はフリートーク出の正門担ことくまは刺さってるだろうなと思ったら非常に楽しそうだったので、とてもうれしかったです。ガチネバから1週間、まだ日々鉄の心の話してますね、あの人。
まっさんの歌や演技のクオリティが高いのは周知の事実で、そこで敢えて「毎回一発ギャグ」という本人の苦手分野を41公演分ぶっ込んでくるガチネバ最高の狂気。挑戦するまっさんもお見事!ほんでそこの尺長ァァァァァァァァァ…
それとアレクサの被り物した影響(汗)で、舞台のクライマックスを迎えたころに髪型が不可抗力で変わってしまってたの笑った。
ゲームの世界からWi-Fiを経由して家電に乗り移ったNPC5人が、寝落ちしたユウヤを起こそうとするシーンで家電の被り物をするアイドルが見られます。みんな、おおよそグレー。
私が役名の「アレックス」を覚えられたのはアレクサのおかげですね。他もみんな文字ってあったけど「ジャイロ」とアイロンはむずいでしょうが!!ジャイロ側が出てこないでしょうが!!!
𓅮 リチャ
リチャの髪の毛のもふもふ越しに大晴くんを見るアングルが多かったなぁ。もふもふ越し…
ここ1年、私のAぇの追っかけ方が過去最高にゆるゆるやったからわからんのだけど、リチャはすっかりキレ芸を引き出しに入れたのだろうか。
「タランチュラマンション」が私が入った回の技名やったけど、あそこがガチネバの洗礼だった。リチャの役がキレてないって言いながらキレ回す武闘家で(家電のときはルンバでしたが役名はなんでしたか)、みんなわきゃわきゃ言いながら絡んでたけど、あのキレ×笑いが成立するのって信頼関係の賜物だなぁとしみじみしてしまう。
こんなの、1年前にはまだできなかったのではないかな。
私から見てリチャと大晴くんという人はなかなか距離が縮まらなくて(それは多分私だけではない)、難しいなあ一緒にやっていくためにこの距離はどう埋まるのか、と私がしても仕方ないヤキモキで餅が焼けそうなレベルだったのだけども、ここ1年、なんだかすごく丸く治まってきた気がする。
リチャが大晴くんに対して寛容になってくれたような気もするし、大晴くんも飛び込み方がうまくなったようにも思う。私はヤンタンは実はチャイパーの回がいちばん好きだったりもして、それはリチャが大晴くんを懐に入れてくれるからで、2人仕事が続いていたときは、当人たちもきっとそうだったようにこちらまでドッキドキだったあのころ、それを乗り越えてのこのタランチュラマンションの成立だなとガチネバの洗礼を受けながら、リチャと大晴くんの絡みを見てにこにこしていた。
まあ完全に面白おかしくまわっているというよりは、リチャの大晴くんへの詰め方は厳しく、「中型犬のじゃれ合いかな?」という所感。にっこり。じゃれ合いでかわいいのは仔犬までかと思いますが。
でも大晴くんも遠慮することなくいじりにいってて、キレられてキレ返したときに標準語なはずのセリフが見事に関西弁のイントネーションになってたん愛おしや…(くまはここのチャイパーこわかったって言ってて笑った)。
𓅮 小島
彫刻だった(顔の話)。
小島かっこいいだろうなってくまが何回も言うので、自担ロックオン体質の私も(さすがに小島はかっこいいだろう)とチラッと見てみると、ちょうど顔に陰影がつく照明の当て方をされており、彫り深ァァァ!って二度見した。かっこよかった、ギリシャ彫刻だった。堺の人のギリシャ彫刻。
小島もグレショー当初、演技経験がほぼなかったはずやけど、いつの間にかとてもナチュラルな演技をする人になった。大晴くんは考えて考えて考える人やけど、小島はどちらかというと感覚を掴むのが上手いタイプなんじゃないかなぁ、知らんけど。
小島の演技は演技と素の境目があんまりわからないところがすごい。役を取り込んでいるというよりも、役が溶けているというか。だから佇まいがとても自然体な印象。小島には小島らしい形の演技があるんだなぁ。
タランチュラマンションのときに、タランチュラをスパイダーマンに絡めてたいじり、確かびばちぇだった気がするのだけど、びばちぇは演技してても「びばちぇ」が透けてて、すごくかわいくていい。
なんかもみくちゃになってギャー!ってなったときも大晴くんは自然に小島の方を見て笑っていて、ちにみにそのとき小島は大晴くんを見てない、それは役柄じゃなくて大晴くんの仕草そのものでカッッkawaii !!!!!!!!!!!!!!これは普段からよく見かける流れで、おもろいことあったら大晴くんは小島の方を見がちなわんこ。青木さんのときも同じだったのでエモも添えられた。これ小島の話ちゃうやん、大晴くんの話やん。
にしてもかっこよかったな…髪長い方が似合うよね、小島。
𓅮 佐野
佐野は顔が大人になっていた。前髪分かれてておでこが見えたからそう思ったのかな。わからんけど、なんか大人っぽくなったなぁと思いながら見ていた。
佐野がソロで歌っているときにマイクにノイズが入って、マイクを指で弾いて対応したのがすごかった!とくまが言っていたけど、私はそのシーンを見ながら(なにしてるんやろう?)と思っていたのでボーッとしすぎだろ、ハハハハハごめんなさい。
歌1曲つくってたのは佐野の「Aぇ!!!!!!」(ブログですね)で知ったけど、あんたはやっぱすごいねぇ。家電の歌、全く思い出せないけど、情景は覚えてるよ!トースターが作ってきたって言ってたのも覚えてるよ!!!(トースターの役名なんでしたっけ)
佐野はその才能をAぇのために余すことなく使っているのがすごい。曲作れる人がいる、しかもその基盤に専門的な学びがあるのはすごいこと。
立ち位置的になのか、佐野をあんまり見た記憶がないな。トースターがめっちゃでかくてアイロンが隠れてたとかしかないな……。
𓅮 大晴くん
大晴くんの役名はジャイロ(くまに教えてもらった)、家電時はアイロン。ほら〜アイロンは覚えられるけどジャイロからはカイロくらいしか出てこんくない?(カイロ?)
ジャイロの役職はギャンブラーで、サイコロをふって出た目の数で攻撃する。6はいいけど1はだめ。サイコロで攻撃ってなんなんwwwといじられてイライラしていたジャイロが、意識高めのサラリーマンみたいな靴を履いてるのを妙にまじまじと見てしまった。あの先が尖ってる靴って足デカく見えるよね。
なんかわからんが、かわいいギャンブラーさんでかわいい。かわいいの多用を許してほしいかわいい。
大晴くんの演技はグレショーで見ていた演技そのままで、番組開始当初のがんばってお芝居をしています!という演技ではなくなって、それはもう随分前からそうなのだけど、ちゃんとジャイロの言葉を放つ大晴くん、そんな演技を生で見たことはなかったから私の中のお婆の人格がニコニコしてしまう。
それでも時折おもしろいターンとかで素で笑っちゃって小島の方を見る、そういう本人が無意識にやっている(と思う)クセが出てたりとかすると(かわいい!!かわいいのぉ…)とニッコニコだった私。一生お婆で一生ニッコニコ。
ジャイロはギャンブラーやけど、ふるさとにおばあちゃんと羊200匹だったか300匹だったかが待っている青年で、チャラチャラしてるようで心優しい人柄を匂わせる設定が大晴くんっぽかった。
あてがきでしょうか?と思っていたら、大晴くんはギャグをやったりとか「一発当てたるで!という雰囲気が出てるからギャンブラー」「マスコット的なところがある」と諏訪さんが言ってはって、なるほどやっぱりそうなんやなぁと、本人を見て役がつくられていることがうれしかった。
お話自体も6人のエチュードが元になってたり、6人と話をした中でストーリーが組み立てられたらしいので(と雑誌で読みました)、諏訪さんすごい!!と思ったのと、そんな形で舞台ができることはとても光栄なことで、グレショーをここまで繰り返して積み重ねてきたからこそ。
パフォーマンス面では、キラキラのアイドルど真ん中も板についてきて、「キラキラをやりたい!」人よりも「キラキラをやる役割の」人になったのを感じた。「Aぇ!!!!!!」でも佐野が「大晴くんが歌ったらちゃんとアイドル曲になる感じおもしろい」と書いてたけど、ほんとにキラキラでかわいくてかっこよくて、ヨッ!自担ジャニーズだね!!
この4年、やりたい路線を目指して突き進んできたものが、ちゃんと形になっているんだなぁとほくほくした。このほくほくで肉まんくらいは蒸したい。
私は大晴くんの演技をこの目で見るのが最近の夢の1つで、個人で舞台に立ったわけではないにしろ、その夢が叶ってうれしかったなぁ。
(次は主演で舞台やるの見たいです!!!!!!)(ちょっとダークな役がいい!!!!!!!)
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そういえば、2列目でも双眼鏡は使うかもしれん!1日中持ってて重かったから使いたい!と本末転倒な感じで膝の上に置いて見ていたのだけども、正直使いどきはなかったです。
(なかった)
劇場の舞台が思ったより奥行きもなくて、全然隅から隅までよく見えてしまった。ありがたいことやけど、ありがたいけど本当に重かったので…
重かったから3回ほど使ってみた。上の方行ったときと、あ!今、近距離で顔見たいですね!!と思ったとき。それでわかったのが、やっぱり肉眼とは解像度が違うということ。生に勝るものはないのだという真理のようでいて、至極当たり前な答えに辿り着く。
いや…持ってこんでよかったやん……
今度から防振は3列目からにするから!!!それかサイドのとき!!!!!!