きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

Aぇ担そろそろ1年記念に印象をまとめてみた〈年上組〉

唐突に福本大晴くんに陥落して、そろそろ1年が経つらしい。去年の2月後半くらいから、大晴くんの話をポロポロしだしたと記憶している。


まだ1年?もう1年?またえらい大変な1年に好きになったもので。けど、この1年は大晴くんに救われた瞬間もたくさんあった。2回も会えたし。うれしいね、これからもよろしくね。



ということで、久しぶりに印象をまとめるやつをしたい。例によって、今回は年上組です。


☟これは5ヶ月記念。



普遍的な部分もあるし、大きく変わったところもあるだろうな。よーいどん!






𓀠 まっさん

正門良規は、すごい。
意外な時に意外なところで意外なヲタクを落としていく。

ガーデンの住人、平野紫耀ぴさんのオンナが突然まっさんに興味を持った。「あなたが!?」と思う人だった。だってそれはそれは平野紫耀一筋の人だから。

「あなたが!?」とビックリはしたけど、機は逃すな、今や正門!爪痕残せ!と私の知識と情報をぶち撒けている(まさかの現在進行形)。なんとか爪痕残せ正門、張り切る私。とにかく爪痕を残させようとする関西人。



まっさんはパブリックイメージと本質が絶妙にかけ離れていて、いい。

たくさんの女子の心をつかむリアコ、地球にも人間にもやさしい価値観。ほんでかっこいい上に、MCできるししっかりしてる!み〜んなの心の実家!それももちろんまっさんやねんけど、実はポヤってるし(天然)、よく見ると動きが鈍臭いリアクション、Aぇでは全方位からいじられている。丸ごとかわいい。

あと、結構重ための思考の割にどことなくドライというか、割り切ってるなぁと思うところもあって、そのギャップもいい。やさしいだけじゃない男。


そんなまっさんの最近の印象は、「ジャニーズっぽくない人」。

こないだ上がったドリパビのYouTubeを観ている時にふと思った。もちろん、いい意味で。


私はドリパビの『君からのYELL』が大好きすぎてしつこくそこばっかり観ているのだけど(あと大晴くんがゼリー飲料一気飲みしてるとこも観てるよ)、その中に、ギターをがしがし弾きながら客席をうれしそうに見ているまっさんがいる。そのシーンがめちゃくちゃ良い。私、大好きで。


まっさんはとにかくギターが大好きで、文ちゃん先輩からも「正門、昔ギターしか弾いてなかったやん」と言われていた。「ぼくギターばっか弾いてましたぁ!」って笑ってた。滝沢歌舞伎ZEROの『ひらりと桜』でもギターを弾いていた、らしい。見てはない。もっとはよ教えといてよ!知らんやん!2階でギター弾いてた人なんて!!


まっさんには、この事務所に縛られる理由なんて、少し前までなかったんじゃないだろうか。


なにわ男子ができたころの話やったかな、自分にはユニットがあるわけでもないし、見通しも立たないし事務所を辞めようかと思ったけど、「俺が辞めたらコジケンどうなるん?」ってシンメの小島の存在から辞めるのを思い止まったまっさん。めっちゃいい男。熱い。(この部分、出典は2020年の「令和Jr.維新」でした。今日わかった。スッキリ 3/16)

そういう人と人のご縁や情がなければ、とっくに事務所から旅立っていた気がする。けど、きっと今は“Aぇ! group”が、そこにい続ける理由で。みんなで同じ夢を見て、同じ目標に懸けること。


歌って踊るよりギターが好きで、歌声はなんとなくスパイシー、歌い方もダンスもいわゆる「ジャニーズ」っぽくはない。お芝居がしたくて、才能があって、アイドルでいなくてもきっと大きく羽ばたけそうな人。

でもその一方で、多くの人に愛されて、求められるカリスマ性を持つ人。本人の志向はアイドルど真ん中!って感じじゃないのに、メンカラ青がビシッとキマる絶対的なアイドルオーラ。間違いなくAぇのセンターはこの人。

まっさんは、多くの人を惹きつける力を持っている。ただそこにいるだけで人を惹きつける力。それは例えば紫耀くんや目黒が持っているものと同等の、誰をも魅了するメロメロの実みたいなやつ。いちいち説明しなくたって「こういうところがいいよね!」って他担にも良さが伝わるような、アイドルとしての天賦の才。


そんなまっさんだから、みんなの心の実家であり、たくさんの人を魅了していくのだろうな。


みんなの心の実家って…なに?


𓀠 ザワ

末澤誠也くん。おれたちの最年長!ザワは知れば知るほどいい。あとザワなんて呼び方、誰もしていない。

私の第一印象が勝手に「あんまり」やったんもあるけど(ごめんな)、ザワ自身も私が出会ったころと少し変わったような気がする。最初だってやる気がなかったわけではないと思うけど、最近は真正面からガッツ出してるね!って感じることが多い。


Aぇ結成前は後輩から「関西の狂犬」と恐れられていたザワぱいせん。どんな感じかを実際に見たことがないのでその狂度は測れないのだけど、今はもうラブリーおじいちゃんですね(おじいちゃん)。

とか書いてたらドル誌のテキストでちょうどその話をしていて、「誠也くん怒らせると家焼かれるって言われてましたよね」とか「連絡先教えてくださいって言ったら『グループLINEから追加しといて』って言われた」とかホンマ笑った。そら怖いわ!


Jr.歴が長くて、干されていた時代もあって、この仕事に見切りをつけてたこともある。そんなザワが今、Aぇでメンバーにやんややんやいじられてキャンキャン言うてるのって、果てしなく奇跡なんじゃないかと思ったりもする。


この1年ほど見ていて感じたのは、パーソナルスペースにある程度踏み込まなければわかりにくいタイプだな、ということ。そして、そのパーソナルスペースはそれなりに広いので距離を詰めにくい。

1月の「とれ関」(リトかんちゃんのラジオ)、風雅とるーくを相手に、どこまでも受け身なザワぱいせんがいた。けど、その受け身感は上からなわけでも怠惰なわけでもなくて、あれはザワの持つ特性ですね。

自分から後輩とガンガンにコミュニケーション取るというよりも「そっちから来てくれんと!」な、ザワ。そら26歳男子が高校生と何話したらええかなんてわからんとも思うし、2人兄弟の弟というポジションを考えても納得した出生順信者。

でもふがるくと話してるの聞いてたら、懐の深い、普通に大人な先輩だと思った。別に後輩を遠ざけてるわけでもないし、来る者拒まず。だからパーソナルスペースに入り込めたなら、全然仲良くなれるよ。ザワぱいせん。そして26歳は家は焼かない。


バラエティやとハイトーンボイスでギャーギャー言ってるイメージが強くてわかりにくいけど、穏やかで優しい子なんだろうと思う。ガーデンの友達が「末澤くんは結構おっとりしてるよね」って言ってて、そ…それな!!って首ちぎれるくらい頷いた。

おっとりしてるわ。おっとり、ゆったりというか。せかせかしてない。平安貴族か?ラップの切り方も知らんしな…。家にラップないんか。どうやってご飯を密封してんねん!◯屋の人はどうやってご飯保存してんねん!平安貴族か?


けど、そういう姿を無防備に見せてくれるようになったことも、変わったところかなぁと思う。Aぇの中でも、関ジュ全体でも、周囲との関係性を構築したというか。それはきっと“Aぇ! group”という足場、一緒に未来に立ち向かうべき運命共同体の存在が確固たるものになってきたからじゃないかな?だから「やる気」も、目に見える形になったような気がしている。


グループ最年長、狂犬からのいじられキャラへの転生。ツッコミもうまいことできるし、ボケにつなげるアシストもうまい。平安貴族の名セッターか?自分のことにはおっとりさんやけど、対バラエティとなると頭の回転が早くて、感覚が冴えてるおれたちの平安貴族最高かよ。蹴鞠しとく?



あとこれだけは書いておきたい話。ザワの歌唱力が群を抜いているのは『Firebird』を聴いた時からわかっていたけど、でもそのレベルが想像以上だった。上ハモが上質。天下一品。私はこのごろジャニーズ1じゃないかと思ってる。


『Stray dogs.』大サビのまっさんとのパート、ザワの上ハモが鮮やかで大のお気に入りになったのだけれど、そんなもんじゃなかったのが去年11月の「ドリパビ」ダイジェスト(この話は数十行ぶり2度目ですね)。私がジャニーズの沼にハマって以来、歌を聴いていていちばん心が揺れたかもしれない。


また『君からのYELL』なのですが、サビ前の盛り上がる部分。まっさん→リチャの歌声に上ハモを乗せるザワがすごすぎるんですよ。あのすごさを語るには私には語彙力が足りない。百聞は一見に如かずです、どうぞ。


https://youtu.be/FUv6zlruW9c

6:48からのところ、観てね。気になったら全部観てね。


まっさんのとこでは貼らなかったリンクを今貼るけども。


まっさんとのパートももちろん良いのだけど、特筆すべきは「きっと僕は もっと僕は 高く飛べるはずさ 君がいるから」っていうリチャとのパート。

2人の声質が合ってるのもあるだろうし、なんだろう、サビに向けて盛り上げていくベクトルも完全一致。リチャ末さすが夫婦だな…!(夫婦感のあるシンメ、いろんなグループにいますよね)(Aぇではそれがリチャ末です)

心鷲掴みのままサビに突入するのは、圧倒的な展開。


そもそもこの曲が、「スポットライトを求めてがんばる何者でもない僕を見つけてくれた君」というアイドル性抜群の曲なので、余計に心が動いてしまう。動画上がって最初に観た時、ほんとに泣くかと思ったもんね。


声量もあるし、声質もいいし、歌声に華もある。そんな天性の武器を持ちながら、誰かと歌う時、ハモる時、ザワは相手に合わせることができる。 ひとりよがりじゃない、そこがザワのいいところだなって思います。


でも、問題は、私これ生で聴いてるってことなんですよ。微塵も覚えてないハモり…もったいない。福本大晴だけを見ている女です。だからまた歌ってほしい。


そういえばそのドリパビの時にね(ザワのターン長いな)、うちわを高くあげてるファンに笑顔でうちわを降ろすのように促していたという話を聞いた。

いっ、いい男…!!!!!!!

私が見たザワもニコニコニコニコすごいかわいい笑顔でファンサしてて、「いやいやどこが狂犬…」と思った。ぐうかわ平安貴族。


𓀠 リチャ

たとえAぇ! groupのことは知らなくても、多くの人が「リチャ 」という響きとこのお顔を知っている草間リチャード敬太パイセン。


私が今いちばんわからんのはリチャかもしれない。1年経って逆にわからん。Aぇでいちばんまとも、という第一印象は変わらないけど、果たしてその「まとも」の度合いももはや一般的には測れない。だってAぇちゃんたち、なかなか狂ってるねんもん。褒めてます。


リチャは温度が低い。ワーワー言わないし、要点を押さえて発言や行動をするイメージ。冷静で燃費がいい感じの。それが弾丸わんこちゃん!みたいな年下組と好対照の図を生む。


自分の理想とか目標とか美学とか、そのポイントが明確に見えていそう。明確に自分のゴールを見つけられるというか。好きなもの、美しいと思うもの、進みたい方向。リチャを形作るものは全て視線の先にあって、発展途上というよりかは進化系、なイメージ。

自分を過大評価も過小評価もしない。他人に多くを求めるというよりは自分の世界で淡々と役割を全うする。そんなイメージがある。だから、譲れない確固たるものを心の中に握りしめているのではないか?と思う。


その自分を持っている感じがきっと、周囲の人に憧れを抱かせるものではないかな。「リチャくんはすこい」は、関ジュを見始めたここ1年、よく聞いてきた言葉。



そして笑いのセンスが圧倒的にいい。発想が群を抜いている。こないだのAぇちゅーぶの「健康管理士です」とか静かに面白いこと飄々とやるのやめてほしい(これからもガンガンお願いします)。


それから、いちばん女心わかりそうなAぇ第1位。おばあちゃん、お母さん、お姉ちゃんに囲まれて育っているので、実は女性の扱いがいちばんうまいのではないか…?小島もお姉ちゃんと妹ちゃんに挟まれてるけど、なんとなくリチャの方がうまそう。年の功?扱いというか、うまくやっていく攻略法とか、女性の感情の機微への対応とかを器用にできそう。



う〜ん、やっぱり1年経っても大して距離が縮まってない気がするので、今年はリチャの人となりを掴みたい。そのためにはアフター関バリみたいなのがほしい。要するに大晴くんとの絡みの上で読み解きたい。そもそも自担しか見ていないので、それがいちばん確実で。幻のアフター関バリ、また見たい。というただのおねだり。





年上組は年下組がキャンキャン暴れ回るわんこちゃんな分、物静かに映る。物静かというか大人の振る舞いというか。でも年下組に絡まれたら一緒にふざけまくるところが愛おしい。

私は年上組の囲いの中で大暴れする年下組、という図が大好きだということを改めて思うなどしました。


年下組編につづくよ!