ただ楽しいだけの話をするには、今の世界は生きづらい。
そんな2020年8月の、私のことを記録しておく。
◇ ◇ ◇
ほかのグループも振替がどんどん決まって、Snow Manもいつかくるんだろうなと思ってはいた。歌舞伎の撮影があるから夏ではないだろうと思いつつ、でも、そう遠くない将来だろうなとは。
昨日、夏休みしてる佐久間の人と、私は会議の隙を見ながら呑気にLINEしてたら2D.2D.の振替が決まってた。
頭の後ろを殴られた感じがした。
うれしい、とは言えない。
でも、行きたい、とは思う。
その感じが居心地がめちゃくちゃ悪い。
ツアーの決定が手放しで喜べる世界ってこんなに遠かったかな?
平常時ならチケットさえあれば行けるのに、新型のあいつのせいでそれが叶わない人が出てくる。席数が減るからまたふるいにかけられる。行けるとしても、いらん心配事やストレスがオプション増し増し。
なんだこれ!全然よくない!
「今年はオンライン一本」、事務所がそう絞ってくれたら精神的にはかなり楽ちんだっただろうな。だってみんな、本心は現場があるなら行きたいに決まってる。
アイドルに会うために日々を頑張っている私たちヲタク、新型のあいつの顔色を伺わないといけない付加価値は、激落ちくんでも落ちないシミを心に落とされたような感じがする。
◇ ◇ ◇
こないだ、Aぇの振替の追加応募があった。
落選した。
おれのチケ運、どこいった?
と思うのも慣れっこではあるけど(起きろおれの名義)、今回ばかりは諦め悪くチケットを探すわけにもいかないので盛大に病んだ。
いや、病んでる。現在進行形。
だって、Aぇに会いたかった。「こんな時」かもしれないけど、行けるところでライブするのならやっぱり行きたいと思ってしまう。
申し込む時は、振替の追加やし外れて元々やと思ってた。自名義1本、もし当たったら行こう。
結局外れて、そしたら案の定、というか思ってたよりむちゃくちゃ悔しい。そんな遠くに行こうとしてるわけじゃないのに、難波なんて電車ですぐやのに、どうして行けないのだろう。
もちろん、そもそもの運もあるけどさ。
そして思い知った。
やっぱり、現場があるなら行きたい。
現場がないことより、あるのに行けないことの方が何倍も何倍もつらくて悲しくて悔しい。
そんな思いをしたところだから、現在進行形だから、振替の発表に余計に言葉を失ってしまった。どの感情が正解かわからない。
なので、とりあえず踊っといた。
◇ ◇ ◇
TLも混沌としていて、私には正解がわからない。
まあ、全部正解やと思うねんけど。正解というか、どれも間違いじゃなくて、自分の心の声がその人にとっての正解で。それで誰かを否定や非難することさえしなければ。
本当ならデビューツアーの決定なんてお祭りでしかないのに、どんな過酷な運命背負ってるのSnow Manは。
そして、ファンの私たちも。
これも何度も考えたことやけど、答えなんて出ない。
私はどういうスタンスでおったらいいかな。
どういれば出来る限り穏やかで自分も納得できるかな。それをうっすらと模索している。まぁ全滅してるので“悲喜交交”ということは全然ないのだけど。ちょっと遠いのだけど。
Snow Manはどんなふうに思ってるのかな?とも考える。
アイドルという肩書を持つ人として、オンの顔とオフの顔ではそれぞれにどんなふうに捉えてるのかな。
いわゆる会社員的にやらないといけないミッションなんだろう。自分がどう思ってるかは別にして、仕事として、今。
それぞれにいろんな意見や考えがあるだろうけど、私は彼らが少しでも健やかであってほしいし、元気で楽しくて笑ってくれてたらそれが一番いい。
ワクチンがいつ完成していつ行き渡るのかとか全然わからずに、先の見通しが立たない中でエンタメがどう動くかは難しいのだと思う。ジャニーズだからこそ動くのかもしれないけれど、新型のあいつのせいで生まれる不公平に屈したくない私もいる。
何もできないからこそ遣る瀬無い。
また、アイドルに心置きなく会える日常は戻るのだろうか。
ただただ健やかにアイドルの輝きに触れて、お友達と感想を語り合う。そんな日が戻ってくれたら、それだけで幸せなのにな。