阿部亮平さんは、アイドルの時、一貫してアイドルである。
変な文章やけど、そう思っている。
私は阿部さんの「“陽の自分”と“陰の自分”を心の内に持っている」という話が大好きなのだけど、
(参考はこちら)
私が見てるのは多分、99.9%陽の、アイドルをしている阿部さん。たまに出る「あいつらダル」的な、すのちゅーぶで数秒挟み込まれる辛辣な阿部が0.1%ぐらいの素に近いもの。だと思っている。
“陽”の阿部さんも阿部亮平さんそのもので間違いない。けど、アイドルの顔よりも素に近いような、普通の阿部さんにはなかなかお目にかかれない…くぅぅぅ……たまらん!!!好き!!!!!!!!
(落ち着け?)
阿部さんは偏差値も高いが、アイドル偏差値も異常に高い。IIQ(=アイドルIQ)100ぐらいあるんちゃうか。IIQ東大の天才クラス。今作った。
だって、私が目にする阿部さんはいつだってパーフェクトアイドルで、キラッキラ。
ニコニコした爽やかな好青年。自分のなりたいアイドル像を貫くというよりは、ファンが喜ぶことをストレートに供給してくれる。というか、ファンが喜ぶことを常に求めて見せていくことが阿部さんのアイドル像なんじゃないかな。
自分のアイデンティティとファンの理想を一致させることに成功している阿部スタイル。これは、いるようでいないアイドルのかたち。
って、勝手に言うてますけどね。
一昨日、Snow Manのデビューコンサート『Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.』が幕を閉じた。本当に楽しかったし、楽しいだけじゃない感情にも包まれている。
『2D.2D.』を終えた今、私から見えている阿部さんのことを書きたいなと思った。
◇ ◇ ◇
『Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.』 、一生に一度のデビューコン。
阿部さんは、冒頭から王子様みたいだった。
両肩にファーがついた白×銀の衣装は黒のリボンタイがかわいいし、ジャケットの裾が長くてヒラヒラしている。阿部さんの衣装は裾にヒラヒラひるがえる布がついていることが多い。小顔で甘いマスクに178㎝高身長、抜群のスタイルとの親和性が異常。勝手に王子様ラインと呼んでいる。
そこに茶髪にサラスト。夢のチャベ!チャベコレ2020!!ありがとうございます!!!!!あ、ここは佐久間大介ボイスで。
こうなってくると、もはやディズニーの世界、王子様の具現化。王子様が過ぎる〜!
さらに必殺技は森林伐採な、鬼のファンサアイドル。今回は客席に人が入っていないけど、チャンスがあればカメラ越しにファンサめちゃくちゃくれた。
アップの時はもちろんで、引きで映っている時も遠くから手を振ってくれたり、DHBとかやと、端っこからチラッと目線をくれて微笑んでくれたりする。ぎゃん!!致死量の恋。その辺の毒物をも上回るかもしらん。
めっちゃめっちゃめっちゃファンサもらったハッピー!
自己紹介ラップの一言は、かわいい系とオラオラと半々くらいの比率で、阿部さんらしい。世のニーズに合わせてくる阿部。
私はとにかくオラオラが刺さらない女なので、オラオラされたら無の境地やねんけど(ひどい)、今回は「ひとりじめして!」と「彼氏にしてください!」がぶっ刺さった。やばくない!?かわいいジャン!!!!!どうしちゃったの!!!!!!!?…私の情緒もな?
「彼氏にしてください!」の時なんて、刺さりすぎて寝転んで「キャー!!」ってごろんごろんした。ヒカルの嫁にも「阿部めっちゃいいやん!」って褒められた。でしょでしょ!
たまアリで紹介ラップに一言が追加されて以来、阿部さんのがここまで刺さったの初めてなんすよ。こんなに恋でーす!の割にジャッジがからい。わがままですまん。
現場じゃないので、野鳥して阿部のセルフマルチアングルできないのはつらいところやけど、テレビでは見られないパートもちゃんと見られてうれしかった。
キミカレとか、見せ場めっちゃある!とてつもなくかっこいい!くぅぅぅ!ヘッドセットが似合うアイドル第1位!!koi!!!!!!!!!ヘッドセット似合わんアイドルは見たことないけど。
阿部さんはいつだってかっこいいけど、程よく力抜いている状態でやるパフォーマンスがいちばんかっこいい。手を抜いてる、じゃないよ。力を抜いてるね。力んでないというか、サラッとしてる時。
キミカレがそれ。ガッシガッシ踊ってるのにサラッとしてる…阿部の引き出しにソレいっつも入れといて…オラオラより前に入れといて…。
後半の白×金の衣装はフードがついてて、フード出の阿部担こと梅子大歓喜。
初日はかぶることがなかったけど、そのあとはじゃんじゃんかぶってくれた。下向く振りに合わせて、とか、バク転しながら、とか、フードかぶるのを動作の中に入れ込む阿部亮平さん完璧で天才。ヨッ!フードかぶらしたらアイドル1!いや日本一!
鉄棒しながらかぶる技、アレすごいね。オーラスなんて鉄棒6回転もしてびっくりした。ちょっとふらついて佐久間くんと笑ってんのは恋でした。
PPPとAcrobaticのいわあべ、D.D.とZZL終わりのあべふか、ナミダの海とAcrobaticのあべなべ、2回投下されたLock on!のあべめぐ、ブギウギのあべこじ、阿部とラウールとアメピン(部屋とYシャツと私構文)…コンビ萌えも鈴なりの大豊作。
アメピンしてるのラウールにつっこまれて「ボリューム押さえてんの」って苦笑いしてたのは、声に出して読みたい日本語。
あべふかなんて尊すぎて、ちょっと拝んでた。D.D.のあべふかパート、ニコニコして目を合わせるのがなんかもうなんかもう!15年!!!!!!!!!ってバカでかい字を太字にして入れたい!ダサい!
あべさくはイチャイチャしすぎてて、私はそろそろ佐久間くんを体育館裏に呼び出したい。
てか今回、阿部さんが結構佐久間くんにデレやった。なんだか珍しい光景。基本的には佐久間くんに辛辣なのにネ、、、佐久間くんには上からのデレ。上からのdr…致死。
あべだてがあんまなかったのかな、戦友の供給!阿部呼びください!
配信を見ながら、阿部さんは今日もちゃんとアイドルでいてくれるって、すっごく安心したような、うれしくて仕方ないような気持ちになった。こんなイレギュラーな時だからこそ、その変わらない阿部さんに、とても救われた気持ちをもらった。
やっぱりすごい、私の世界一のアイドル!!
◇ ◇ ◇
阿部さんのする終わりの挨拶は、いつもリアルを示してくれた。
そもそも挨拶自体が今回の『2D.2D.』で、大きな意味を持つパートだった。デビューコンであることと、異例の無観客・生配信であることから、自分の思いを伝える部分がより意味を持ったのかもしれない。
それぞれに話のベースがあって、公演によっていろんな話がプラスされて。回が増すごとに核心に迫るように変わっていった気がする。
普段だと、こんなに通してコンサートを見られることがない。9公演全部見られたわけではないけど、ギュッと短縮された期間、同じステージの変化を辿って色濃く感じたエンターテイメントの生物感。それは挨拶にも言えることで、見応えや価値を強く感じるものだった。
阿部さんが毎回言っていたこと。
「これがSnow Manのデビューライブです!」「いつか、“あの時、あのライブ見たよね”って誇ってもらえるような、そんな伝説のグループになります!」
いつも詰まっていたのは、リアルとその先の夢。阿部さんらしいアイドルマインド。
私は阿部さんの現実を見つめているところが好きで、過剰な表現をしないというか、現在地を見失わないというか。本当はこうしたかったとか、そういうものはまず置いて、現状を肯定的にとらえること。以上でも以下でもない、これがSnow Manのデビューコンサートそのものであるという事実。
それを指し示されることは、私にとってすごく大きい。直感と感覚で生きている私なので、阿部さんの口から「悔しい」って聞けば私のベクトルも「悔しい」に向かうと思う。
でも、今Snow Manに向けて持つべきなのは、「デビューコンおめでとう!」「コンサートやってくれてありがとう!」の気持ちのはずで、できる限り影を落としたくない。だから阿部さんがまず、このコンサートの存在をどんっ!と心の真ん中に置いてくれてよかった。
阿部さんにも、「本当は客席に人のいないコンサートになって悔しい」という気持ちはあるはずで。でも、その部分はほかのメンバーが話してくれているから、自分は違う視点の話をって思っていたんじゃないかな。それで、顔を上げて視線を先に向ける話をしてくれたのかな、とかいうのは憶測ですけど。
最終日(25日)の朝公演で、昔、小さなキャパの会場でコンサートをした時、当日券に600人とか多くの人が並んでくれたんだと話してくれた。聞いたことのある伝説のクリエ。
「外で待ってる子たち、全員入れてあげたいと思った」
その一言がアイドル阿部亮平そのもので、真っ直ぐなやさしさを全身でくらった。
うええええ( ; ; )阿部さんやさしいいぃぃぃい( ; ; )( ; ; )バファリンより優しい( ; ; )( ; ; )( ; ; )( ; ; )( ; ; ) 唐突に怪我した情緒。
「今はこんなに広い会場を任せてもらえるようになって」
「本当はここにみんな入れてあげたい!」
って、その優しさが私の方にも向いて素直にうれしかった。大好き!って思った。与えてくれる大きな優しさが、菩薩クラスでキリストクラスでマザーテレサクラスの阿部!
この人は、本当にすごいな。自然に私たちの隣に並んで立ってくれるんだな。
自分の芯を持っているのは大前提で(しかも芯、相当しっかりしてる)、阿部さんってめちゃくちゃファンファースト。最初にも書いたけど、ファンが喜ぶことをサラッとやってくれる。照れたりせず、優しい気持ちを「はい!」ってキラキラ笑顔で手渡してくれる阿部さん。
私は阿部さんのそういうところを人としていいなと思って、憧れている。
そんな挨拶を聞いてしまった朝公演後、好きが振り切れて心の中でぐるんぐるん回っていた。一人で見ていたので発散する術もなく、なんだかくるしいなって思うくらい、阿部さんの気持ちに胸がいっぱいになった。
そんな阿部さんが、自分の中のコーティングされてない感情を見せてくれたと思ったのが、残すところ2公演となった昼公演の挨拶。
好きがぐるんぐるん回ったままの私に、もっとすげえ直球が飛んできた。レーザービームだよ。
そもそも、その公演が妙に全部自分とぴったりハマってテンションが振り切れていた。ヒカルの嫁と合流して楽しくなったのもある。「彼氏にしてください!」もこの公演だったな。
なんかうまく書けないので、羅列になりますが。
「僕の今回のテーマは、みんなに寂しい思いをさせないことでした」
って言ってくれた時、あったかくて優しい気持ちにふわっと包まれたような感覚になった。わぁ!そんなこと思ってくれてたんか!宝物みたいな言葉を聞けて、本当にうれしくなった。
そう思えば全てが納得、点と点が線でつながる。私が感じた“配信というイレギュラーでも変わらない阿部さん”は、その思いによって生まれていたんだな。無観客の会場でも“なんら変わりない”印象を残すことって、意識し続けなければきっと難しい。
キラキラ笑ってオラオラして、いっぱいファンサくれて、一貫してアイドル。やっぱり大好きな阿部さんだ。阿部さんの思いは、ちゃんと届いてるよ。
そして、“配信でも変わらない”それは、Snow Man9人みんなに言えること。
あとね、もうひとつ大切な話があった。
「僕は銀テープが打たれる光景が好きで」
「Snow Manは銀テープを打たせてもらえない時期もあって」
これは前にレポで見たことがある。しかも、そんな昔のことじゃない。私が好きになる少し前の話。そのレポでは「銀テープ打てなくてごめん!いつか打たせてもらえるようになるから!」って言ってる阿部さんがいた。
「今回はこんな素敵な銀テープを打たせてもらえて、ロゴも入ってて」
「でも、残念なのは、この銀テープをみんなに持って帰ってもらえないこと」
「この銀テープを持ち帰ってほしかった」
私、すっごくびっくりした。
阿部さんがコンサートの場で「こうしたかった」「こうなりたかった」って言うのを聞いたことがない気がするから。なんていうのかな、いつもファンのことをまず考えてくれているから、“自分のところから見える話”をする印象がなくて。
いつだって、どの角度からだってアイドルである阿部さんが自分の話をしてくれるのがとてもうれしくて、でも、同じくらいせつなくて、かなしくなった。阿部さんがかなしいと思うとかなしい。Snow Manのロゴが入った銀テを手にしたかった。キラキラ〜って振りながら、みんなで会場を後にしたかった。阿部さんの夢の光景を、阿部さんに見せてあげたかった。
かなしい、今泣きそう。情緒に絆創膏ください。
阿部さんは、「この思いは次のライブで爆発させましょう!」ってキラッキラの7億点満点だから余計に泣けてしまう。
いつもアイドル純度が高くて、私たちを甘やかしてくれるアイドル阿部亮平さんではなくて、等身大の阿部亮平さんが大切に包み込んでいる素の気持ちを見せてもらえたような気がして、好きが突き刺さって抜けない。
デビューコンは、やっぱり特別だな。阿部さんが、主語が自分の気持ちを話してくれたこと、忘れたくないな。
◇ ◇ ◇
『2D.2D.』を通して、阿部さんのことをもっと大好きになってしまい、出来上がって読み返したこのブログが激重。大丈夫か、画面がくるくるして止まるくらい重い。みんなのスマホがフリーズしないことを願う。
私のど真ん中、パーフェクトアイドル阿部亮平さん。デビューコン開催おめでとう。本当に楽しい4日間でした。コンサートやってくれてありがとう!
今日も大好きです恋です!絶対に手離さないんだからね!!って言いながらフラ〜フラ〜ってするんやと思うけど、私は結局、阿部さんの掌の上をコロコロされるヲタク。そういう星のもとです。
夜空に銀テをキラキラたなびかせて、いつメンと打ち上げに向かう日が楽しみだな。絶対泣いてしまう。
銀テ取れんかったらどうしよう…。(そこ?)