夢が叶う時って、どんな音がするのだろう。
どんなにおいがするんだろうか。
その感覚を聞いてみたい。
落ち着いてから、そんなことをふと思った。
Snow Man、Mステ単独初出演おめでとう!
うれしいうれしいうれしい。うれしくて仕方ない。
うれしくてちょっと泣いた。
友達に「泣いたの?」って聞かれて、そういえば、なんでわたし泣くほどうれしいんだろうって考えた。
阿部さんが雑誌で、「単独でMステに出たい」って言ってたんだ。今年の春ごろかな、9人になるかならないかのころ。忘れてたけど(忘れてた)それがすごくすごく強いんだと思う。
忘れてたけど。
だから、普段はそんなに要望を出したりしないのに、Mステにはたまに送っていた。
阿部さんの夢が叶ってほしかったのはもちろん、わたしも出てほしかったし、Snow Manが世間に見つかってほしかったし。あのパフォーマンスを地上波で見せられる機会があればいいのに!あんなすんげぇのに!って思ってたし。
だから、こんなにうれしいんだ。
今朝、呑気に三度寝ぐらいをかましていた時LINEがきた。
「今週」「Mステ」「SnowMan」そんな文字が並ぶいつメンのグループメール。
ほんとは全部ひらがなだったけど、それも緊急性を物語る臨場感。
低血圧朝弱すぎ女のくせに一気に目が覚めて、心臓がドッドッドッドッて高鳴って、脳みそめちゃくちゃ回り始めた。
え!?なに!?
地元がハワイとか言って笑ってる場合じゃねぇよ!
スーパーライブには出るかなって期待してたから、情報解禁された時も、ふんふん、やったね♬くらいのもんやったけど(と言いつつ、すごくうれしくてにやけてる)、まさか急に「今週Mステ出ますよ!」はサプライズが過ぎる。
しゅごい!!
Mステの持つ力って大きい。
最近はよくわからんコーナー()が増えて、予算がなくてゲストもう一組呼べないのかな、とか、だからってこのVTRどうにかならんのか、やる気出せ!っておもん〇いレッテルを貼っているけれど、音楽番組の花形だった歴史は強い。
形が変わっても、どんどん失われていく音楽番組の中で生き残っているのは事実だし(生放送とか、タモさんのおかげもおおいにあるとしても)、スーパーライブは冬の大型音楽特番の中では王者の貫禄。
特に私の世代は、音楽番組好きな人が多い気がする。
学生時代にはミリオン連発でCDがめちゃくちゃ売れていたし、音楽番組だってゴールデンタイムに週3くらいあったんじゃないか。
だから余計に思い入れが強いのかもしれない。
そんな番組に、デビュー前に“緊急出演”できるなんて!
メンバーのコメントも「夢」とか「本当にうれしい」とか、そんな言葉がぎゅうぎゅうに詰まっていて、ゆる・ふあ・ゆめ・かわ・パステルカラーのきゃりー〇みゅ〇みゅ!みたいなカラフルな瓶に詰まった飴玉みたいに見える。
全然良さが伝わらないな。原宿、って感じよ。かわいいんだよ。
阿部さんはこういう時、毎度真面目にコメントが人より長くて(それもかわいい)、
「ジャニーズ事務所に入所して15年、今までたくさんMステに出演してきましたが、それは先輩のバックとしてで、自分たちだけでこの番組に出演するのが憧れでした。今回は初めて自分たちだけのステージ。一つの夢が叶います。最高に楽しみます!」
ちゃんと言葉にしてる!えらい。かわいい。最高!恋!!!!!!!!
夢やったもんね。よかったね。
ここから、たくさん夢叶えてね。
わたしには夢が叶ったことなんてあったかなァと考えてみる。
行く先々で見つけた小さな目標を達成することはあっても、「夢」に関しては挫折したことしかないかな。
というか、そもそもそんなに夢を抱いたことがないし、夢を叶えられる人自体、どれくらいいるのだろうか。
夢と真正面から向き合ったこともない自分だから、夢に向かっているアイドルが好きなのかもしれない。
別に自分の代わりに夢を叶えてほしい!なんて、勝手に思いを投影してるわけではない。
でも、夢を抱いて華やかな分だけ過酷な道を進んでいる人たちの人生って、人間として憧れる究極の人生の進み方というか。
自分に経験がないから、そしてきっとこの先も経験しないから、燃えるように生きる人たちを見ていたいというか。
金曜日、9人でのびのびと楽しんで、思う存分見せつけてくれよな。
楽しみだな。
早く金曜に会いたい。