きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

この優しさはバファリン何錠分?

あべ日を読んで、今思うことの覚え書き。

 

日にち薬というのは本当にあるのだ。

ひにち‐ぐすり【日日薬】
月日の経過が薬代わりとなること。「骨折には日日薬が一番だ」「日日薬で失恋から立ち直る」

 

これは、今まで生きてきた上でも体感していること。何か起きた時に受けた衝撃や胸の痛みや哀しみは、日が経つにつれて和らいでいくものだから、衝撃的だった新体制のことも自分の中で少しずつ落ち着いていくのだろうとは思っていた。

 

ただ、その一日一日が長いだけで。

 

運命の巡り合わせというものなのか、毎週月曜のすの日も、その時々に寄り添うように、必要な人が更新するようになってたなァと振り返って思う。

 

発表後一番手だったしょぴの潔さ、男らしい優しさはまだまだ衝撃の強い中にさらに強いパンチだったけど、ハッとした。先をきっぱりと指し示してくれたことで、決断した男の人の背中を見た思いがする。

だてさんはさりげない優しさ。一番に9人の写真を載せてくれて、前を向きたいけどやっぱり引き返したい、そんな時に見た写真は、9人みんなかわいいなって思った(阿部がドセンででかかった)。

さくは、また違った形の優しさ。「時間がかかってもいいから付いてきてほしい」っていうメッセージは立ち止まる人の心にほんとにあったかく寄り添ったのではないかなあ。柔らかいやさしさだなあ。

ふっかがイレギュラー更新した時が、ひとつの目印になるような気がする。穏やかで真摯な言葉は心の中のひび割れに沁み込むような感じで、強がってたものをほどいていくような感じで。ふっかの優しさは6人の優しさだった。

 

そして昨日のあべ日。

わたしたちファンも、みんなひと段階先に進んでいるような気がした。それは立ち止まっている人さえも、そのままそっと動かしてくれているような感じがしたりもして。

「大丈夫大丈夫!大丈夫だよー!」(にこにこ)

ってされてる間に、ちょっと土台が前に行ってる感じ?

あべべはどんなこと書くのかとドキドキしながら読んだけど、「(恋)!!!!!!」っていう感想しかなかった単純激甘思考。なんか、“らしい”んだろうなあ。ああいう感じなんだろうなあ。優しい気持ちをキラキラっと振りまいていく人。

 

ヒカルの順番が1ヶ月先(になるのかな?)なので、もしもっと早くあったらどんなことを書いたんだろうかと思うけど、一番前を行く男だから、むしろ新体制発表で一番最初にそこに立っていたからこそ最後がいいんだよなとも思う。

5人が更新して、新メンバーも一巡してからヒカルに順番が回ってくるとは、ぐうの音も出ないほど神の台本が秀逸。

 

この1ヶ月、前に進んでは後ろを向いてを繰り返す中、6人からは同じ思いを核に、人となりや役割を通して、その時々に見合った強度のメッセージが届けられて。どれにも、らしすぎる優しさが詰まってて、あんなゴリゴリしたパフォーマンスする人たちなのに優しさの塊!!すごい!!!バファリン以上!!!!!!余計に好きになっちゃうじゃないか。

 

事実と真実は違う。

しかも、わたしから見えるものなんて本当に小さな小さな一欠片だと思うし、この先、真実が見えてくるかどうかなんて分からない。それならばこの1ヶ月、彼らが真っ直ぐに差し出してくれた優しさが今の全てではないか。見えるものをちゃんと見て、受け止めて、あったかい気持ちもキラキラも全部キャッチできたらいいな。

 

わたしはそうありたいかな。