きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

2月の京都に舞い踊る雪と桜

滝沢歌舞伎ZERO』とんでもない世界だった。

 

13、14日と南座へ。

わたしが情報局に入った時すでに南座の応募は終わっていて、新橋なら申し込めるし諦めようかとも思ったけど、どんどん気持ちが膨らんで。なんせ京都は近い。関西圏にすのがいるなら会いたい。ということでチケットを血眼で探して、無事に観劇することができた。しかもご縁があって二度も…!くぅぅぅぅ!!!!!

 

去年の滝沢歌舞伎のDVDを観ていたので、何となく雰囲気は分かっていたけど、友達から「全然別物みたいだよ」と聞いていた通り別物だったし、何よりすごすぎて語彙力失った。圧倒的エンターテイメント。

 

13日夜は2階1列目、南座は狭いし観やすさがネ申レベル!遮るものがないし、全然肉眼で見える(それでも双眼鏡使うのがヲタクではある)。

14日昼はA席3階後ろから2列目、全然よく見えた。むしろ、そこからしか見えない景色もたくさんあった(双眼鏡大活躍につき腕のダルさがハンパない)。

 

オープニングの映像、津軽三味線(かな?)の音に乗せてそれぞれのシルエットや名前が次々に流れていって、始まる感がすごい!すんごい高まる!

ザンッて幕が開いたら、逆光シルエットのSnow Manが並んでる…!!!鳥肌!!!!!!逆光シルエット大好きすぎて泣きそう!

しかもあべべが0ズレで正面にいて、わたしほんと震えたよね…。なぜ8人いて正面にくる!!!うんめい!!!!!

もはやシルエットであべべを判別できる自分にもこっそり驚きつつ(成長した)、2階1列目って絶対舞台からも見えるだろうと思うと双眼鏡使いづらくて怯んで覗けないままwアワアワしてたら始まったという。

 

オープニングの「ひらりと桜」がめっちゃ良い。衣装はニュースで見てたやつで、透け感のあるピンクの羽織がすっごいきれい!!袖とか裾にプリーツが入っててかわいくて、あれ大好き!舘さんやるな…!

わりと冒頭で100キロの桜吹雪がドンッ!て落ちて舞い上がるんやけど、めちゃくちゃびっくりした。会見の時に言ってたけど、ほんとちょっとよくわからない桁の桜の塊!!一面ピンクの世界!もう異次元!!

これがすごく良い。悔しいくらいにすっごい好きだ。ただ落ちておしまいじゃなくて、この桜吹雪を自分たちであちらこちらで舞わしたりしてパフォーマンスに活用されるのがまた素晴らしくて…。しょっぱなから完全にハート掴まれてしまった。

 

1幕はずっと和のテイストを織り込んだパフォーマンスが目の前で繰り広げられて、みんな出たり入ったり、ぼーっとしてたらどこにいるのか分かんなくなる(初日はそのターン何回もあった)。殺陣あり、変面あり、歌とフライングあり、腹筋太鼓あり、もちろん歌舞伎の演目もあり。「何でもござれ」ってこういうこと。目まぐるしく展開していく世界に圧倒されて、でも随所に彼らのすごさを肌で感じて、もう感情が追いつかない。

 

Snow Manのパフォーマンスは精度が高くて、いつまでも観ていたいなあって思う。それぞれの動きに個性があるのに揃ってて、観ててすごい楽しい。アイドル的なダンスとも世間で流行ってるようなダンスともちょっと違うんだよなあ、、Snow Manのダンスっていうひとつの世界ができてるというか。

 

あと、暗転が印象的だった。暗転して次に明るくなったら全く違うフォーメーションになってたりする。ステージ上がまったく別世界にトリップしたみたいで、ほんっっっとにすごい!!!あれは息を呑む光景。

すごく好きなところがあるんやけど、説明できなくてもどかしい!!!(新橋観終わる頃には説明できるかしら)

 

2幕のお芝居もひたすら楽しい。すのもほかのJr.もみんないいけど、特にふっかは地頭がいいなあって思うのと、しょぴ子がほんと声もいいし勘もいいし、演技もうまいし、すごいなって見惚れちゃう。しょぴ子の銀さんめっちゃ追いかけてしまった。笑いあり、涙なし。楽しいお話だから楽しくお稽古できただろうな、いいな。

 

以下、特筆したい点✒︎

1幕、舞台上で白塗りしてお化粧をする時間があるんやけど、Snow Manが上下で4人ずつに分かれて並んでお化粧してるのずっと見れるのが最高に楽しい!!

感想は得意のツイッターリンク。

 

これはベタって真っ白の液体おしろいをつけてすぐくらいやって、\クハッ!/って笑った瞬間、「あ、ほうれい線!」ってなった。かわいい。

 

女子よりも女子。

 

あべべめっちゃ笑うやん!かっわ!!!

 

ここの翔太ほんと沼すぎる…。微笑み方が〜!リアコ〜!!!

 

この会釈ほんとなんか女子スイッチ入ってる?って感じで、艶っぽくて最高に良い。さすが女子ドル。

 

自担ロックオン体質だから動かずに見てられるやつすっごい好きだわ…。

ちなみに両端から同じタイミングではけていきます。誰がどこか知らないけど…(ロックオン体質ゆえ)下手側の一番内側が阿部、その隣が渡辺、上手側の一番内側が佐久間、それしか知らないwあべさくは女形だから最後までいるんだよねぇ…最高なんだよねぇ…。

 

それから、噂の腹筋太鼓がね!すごくよかったです。やはり。トンチキ全開!!なんなのあれ!

待機してる時もいい、叩いてる時もいい、どこを見ても最高にいい。まさに静と動の世界で、どんどん汗かいていく感じがリアル。そして、ひかるの身体がやはりごつい。

 

それから、新曲を見て思ったこと。

「Make It Hot」めっちゃくちゃかっこいい!!すごすぎて度肝抜かれた。そもそも好みにドンピシャな雰囲気の曲で(EDM系?)不敵でかっこいい。この曲8人でやってたんやけど、なんかね、第2章を見せつけられたなって思ってしまった。

 

8人は確かに多いけど、6人とはまた違う迫力があるというか。見せ方が少し違うというか。わたしが大勢のフォーメーションダンス好きなのもあるかもしれないけど、うわぁぁ!!すごい!!!って思った。

 

きっと6人でやったとしてもかっこいい。でも9人でやっていくんやもんね。南座の8人も、めっちゃかっこよかったよ。人数多い、位置もなんか違う感じがする。でも、新しいんだから“違う”で当たり前。それがこれから最強になっていく。その姿をわたしは見るんでしょ。フォーメーションの入れ替わりやダンスはちゃんとSnow Manだから。すっごいかっこよかった!!!大好きなやつ!!!!!!

9人を観たらまた感想が変わっていくかもしれないけど、南座でのその姿をわたしはしかと受け止めました。その路線、ぶちかましてください。

 

自分たちが一番前で引っ張る舞台ってすごいなぁ。わたしには歴史がなくて、これまでをDVDでしか見たことない。それでも去年の映像を見てると一番前にいるのかバックについているのかでは全然違うというのは分かる。いろんなことがあっての今だけど、南座の舞台で一番前に立っているという事実が最高にうれしい。

 

京都にはSnow Manがどこよりも早く、とびっきりの桜を運んできてくれた。驚くくらい美しく、力強く舞う桜。そして今日も明日も舞っている。最後には雪も降る。雪も桜も、彼ららしすぎて、尊くて、その場にいられたという巡り合わせが、ただただ幸せです。

 

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