きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

傷んだ果物の甘さ

気づいたら2週間近く経ってました。

こんばんは、梅です。

キンプリコンのこといろいろ書き留めたかったのに

ツイッターでぽろぽろ書いて落ち着いちゃった。

また気が向いたら書きたい。

 

8月26日(日)、キンプリコンの2日後に

「GR8EST」@京セラに行って来ました。

エイトのFCは2年ほど前にやめてしまってたけど、

師匠脱退の衝撃で衝動的に入り直しました。

どうしてなのか、

またエイトに会いたいなあと思ったから。

 

去年は友人たちに連れて行ってもらったので

1年ぶりのエイトさん。

師匠が去ってしまって、安くんの病気もあって、

本当にいろんなことが渦巻いたあとのその姿は、

優しくて、大きく手を広げてくれる。

そんな空気に満ちていました。

 

1曲目『応答セヨ』のあとにどっくんが

今思うことを話してくれて、

(6人になったエイトを見て、

ゆっくり咀嚼してほしいっていう話)

「改めて」と小さく言った直後に響いた

 

「ようこそ」

 

という歌声。

 

「ようこそ僕らの街へ

まっすぐな感謝を伝えたい

モノクロから少しずつ色づく想い

染まってく景色

君の心に響け」

 

モニターにも大きく歌詞が出て

エイトの気持ちがまっすぐに柔らかく届いて

思いがけず泣いてしまった。

 

『ここにしかない景色』から伝わるその気持ちは、

 

今日はここに来てくれてありがとう。

今の気持ちを全部届けるから、

どうか君の心に響き渡りますように。

 

そんなふうに言ってくれてるみたいだった。

 

どっくんの声は枯れていて、

師匠がいないことをリアルに感じさせた。

歌割りも変わって、

ほかの5人にも今までとは違う新しい役割が

一つ増えているような感じがした。

 

エイターがどんなふうに受け止めるのか

やっぱり探っているような感じはあって、

でも同時に、

「これからはこの6人でやっていく」

っていう意志も伝わってきた。

 

なんかね、エイトが一人ひとり、

みんなすごく優しいの。

優しく笑って、優しく手を振って、

その空間を包み込むように底抜けに優しい感じがした。

 

師匠のことも安くんの病気も

誰も悪くないけど、

結果的にみんなが一度傷ついてしまって、

その悲しみを経たからこそ

こんなにも優しい空気を

まとってるのかなって感じた。

 

下に落ちてしまった果物の

傷んだところが甘くなるような、

そんな優しさかなって。

 

エイトがみんな優しくて

大きく手を振ってくれるから、

ロッコに乗って何度も客席に

「ありがとう」って言ってくれるから

それはとても男らしい大人な姿で、

なんて素敵な人たちなんやろうって

まぶしく映った。

 

アンコールの最後に歌ってた『ここに』

6人でリリースする初めての曲は、

明るく心に飛び込んだ。

WANIMAさんとエイトの親和性がすごくて

エネルギーがあふれていて、

エイトにまた会いたいなって思う。

 

「グループが続くことは奇跡」

たっちょんが挨拶で話してくれたこと。

メンバーもファンもみんなが感じているだろう奇跡。

奇跡がずっとずっと続いたらいい。