きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

evergreen


阿部亮平さんのお誕生日公演に入って、忘れたくないことを書いておく2つ目。


☞1つ目はこちら。

うちわ見てもらって体感鳩尾殴られた話。



今回は、お誕生日の阿部さんを見て感じたこと。





お誕生日公演の特別さを肌で感じたのは、27日昼公演のオープニング。オープニングの御本尊を見て。御本尊はもちろん阿部さんのことです。


何が特別って、阿部さんの気合いがすごかった。もう御本尊自らエネルギーが満ち満ちている。へたしたら発光する。

私は滑り込んだ制作開放席で、城ホの後ろから数えた方が早い、そしてメインステ真横の見切れちゃう系の席にいたけれど(そもそも登場が見えない)、双眼鏡越しに、ギラギラしてはいつもより2割増しくらい緩急がついたパフォーマンスや勢いのあるファンサを繰り出す阿部さんに、「おぉ〜お誕生日だもんね〜」ってニヤニヤした。

かわいい!かわいいぞ御本尊!!!!!!そのうち身体ちぎれんちゃうかと思うほどバキバキしとる!!阿部さんそれ今日2公演体力もつ!!!!!???28歳初日にちぎれちゃわないで!!!!!!!!!!!!!!

お誕生日おめでとう!!!!!!!!!!!!!!



この昼公演の髪型は、ちょっと斜め前髪のサラスト。

私はとにかくサラストチャベちゃんを信仰しているので(信仰)、『D.D.』のあべふかパートでスクリーンにぶち抜かれたサラストに声なき声を上げた。うそ、一緒に行ったリボンちゃんと普通にキャーッてなったごめんなさい。

ううぅ…サラストだ…お誕生日にサラストする阿部さん自分のことよくわかってる…!

好きすぎてお腹痛い。独特の感情表現すな、私の内臓。



会場にはいくつもの「お誕生日おめでとう」うちわがあった。1枚に思いが込められたもの、2枚ぎゅうぎゅうに文字が詰まっているもの、いくつも連なるもの。

あぁお祝いたち、阿部さんの目に届いてるんだろうな、うれしいだろうなって思うだけで、私が泣きそう。うん、情緒落ち着いて。

私も1枚バージョンのお誕生日おめでとううちわを持っていた。天空からこれ見えるんかな?と迷ったけれど、渡辺のオンナに写真を送ったら「阿部は視力1.5の男だから見える」と。確かに。右手に握りしめたこのうちわも、見事背景の一部にはなっていたと思う。

ちなみにこれはめっちゃギリギリの日程、しかもだいぶ眠い中で作ったら緑の文字と後ろに敷いたキラキラの台紙の境目がわかりづらすぎたので、あとから油性ペンで文字を囲ったというシロモノ。唐突なフリーハンド。めちゃくちゃはみ出てて適当でうけるよ。

うちわ作りは計画的に。



Snow Manはパフォーマンス中のアイコンタクトが多い人たちだと思う。アクロが多かったからしみついたものもあるだろうし、人数が多くて複雑なフォーメーションだから必要なのもあるだろうし。それに輪をかけて阿部さん自身が普段からアイコンタクトの多い人で、コンサートに入るといつも双眼鏡でその姿をずっと追っては(恋)!となるヲタク。

それでね、この日は阿部さんに向けられるアイコンタクトが多くて、もうアイコンタクトの渋滞なのよ。奈良に例えれば24号線?ニーヨンと呼ばれるマジで混雑しかしてないあの道、私は走らないけどこーじはどう?

愛がいっぱいなのが伝わる、そんなアイコンタクトの行き来を見てるだけで、こっちがニコニコしてしまう。

ひかるも宮ちゃんも翔太も。多分ほかのみんなも目を合わせているのだけど、なんとなく印象深かった3人。そういう感情が外からではわかりにくいイメージだからかな。


ああいう、言語を超えたパフォーマンスというものを生業にしている人たちって、そんなふうになるのだろうか。だって、日本人は仕事中に誕生日の人に目を合わせてニッコリしないやん…?照れるやん?ほんで会議中にそんなことあったらこわい。

けど外から見てると、この景色がなんだかとてもいい。キラキラを纏って生きている人たちの特権というか。

ほんと、そんなに目合わせる!?ってくらい合ってて、その視線は明らかに普段とは違う、「特別」が込められたものだったから。それがとてつもなく幸せの原風景という空気感で、うん、好きでーーーーーす!!!


特に佐久間くんはもう「阿部ちゃん大好き!」が溢れ出ちゃってんのよ。ダダ漏れ

普段の3割増しくらいに阿部さんのことを見ていて(当社比)、目が合うと表情でわかるだけじゃなくて、佐久間くんの動きがすごく大きくなって、華やぐ。おめでとう、なんだろうし、うれしい、んだろうな。気持ちと動きが連動している佐久間くんって本当に表現者なんだなと思いましたしおい佐久間ずりぃから1回体育館裏集合な。





翔太のお誕生日公演の時は昼も夜もMCでお祝いをしたらしかったので、阿部さんもそうなのかな〜ってふわふわと迎えたMC。

こーじのお帰りがあったり関西のトークで盛り上がったのであんまりお誕生日な気配がなく、結局そのまま『Secret Touch』に入ったから、あぁお昼はないんだァ…翔太と同じじゃおもしろくないか〜とそのまま「消えたさくこじ」を眺めるというか目が泳いでいた。

私の席からだと、スタンバイ中は見切れているナレーションの阿部さん。阿部さんが見えないと途端に何見ていいかわからない難儀な私は、よくコンサート中も目が泳いでいる。目の前のジャニーズさんを見ろ?


そんな阿部さんがやっとメインステ前方に出てきて、ナレーションの台詞「〜心の中で幸せなメロディーが流れた」。こう言った直後、おもむろにその時は訪れた。

アイドルに堕ちるのもサプライズも突然、と相場は決まっている。

唐突にハッピーバースデーの曲が流れてきて、本人も「!!!…ここかぁ…!」って倒れ込んでいたけど、この回はお祝いはないのだと勝手に思い込んでしまっていた私もめちゃくちゃびっくりした。うっかり一緒にサプライズにかかるヲタク。おバカ。


ふっか曰く「なべと同じタイミングじゃおもしろくないから」と。よかったよかったねぇ。

てか自分のお祝いのきっかけを自分で出させられてるの、何回思い出してもおもしろくてじわじわくる。


あぁ、ここじゃないんだ、とお祝いがないことを悟っていた阿部さん。じゃあ、いつ?って多分すごい考えていた阿部さん。ラウールに「めちゃくちゃリアルな『なぜ不安になるんだ』だったよ」ってSecret Touchのソロパートいじられたりして愛おしい〜!ほんとラウールは頭の回転がいいナァ、賢い。

阿部さん、お祝いがなくて混乱してさくこじの台詞飛んだらしいから(頭パァンって真っ白になったらしいkawii)(「阿部ちゃん来んの遅いなと思った」とか言われてたitooshii)、ほんと、なんていうか、いいものを見た。お祝いを期待してたのも込みでかわいいでしかないんだよネ…パンダとかカワウソとかペンギンとか、そういうものの各種赤ちゃんよりかわいいかもしれない。


「阿部ちゃん、あれやりたいんだよね」ってふっかが振ってくれてニコニコやってたペンラふぅ〜ってやってロウソクみたいに消すやーつ、シャインマスカットと円周率が美しく並んだ大きなケーキ、9人全部顔だけ阿部さんのSecret Touchのジャケット。

お誕生日しかできない特別なことがたくさん起きる。何をとってもうれしそうな阿部さんがかわいくて、なんだこれは?なんだこの幸せお祝い空間は???これ7100円で見せてもろてよかった!?手数料込み7500円で足りてるの!!!!!?バグ!?なんかに投資しようか!!!!?かわいいの過剰摂取で私もう耐えられんのだが!!!!!!!!!!!????


あべふか信者なので、ふっかが進行して「〜なんだよね阿部ちゃん」って言うたびに栄養ドリンク1本飲んだくらいの気持ちになるわけ。用法用量守れてない。

ふっかに(ふっかだけにかは知らんけど)、ペンライトでろうそく消すみたいなやつやりたいな〜って相談してたのかな?と思ったらかわいすぎて銀河のどこかで星が1つ爆発した。


阿部さんはジャニーズに入ってからこれまで、お誕生日に公演があったことはなかったらしい。本当の本当に初めてだからうれしかっただろうというのは手に取るようにわかって、その上、デビュー後初の有観客のコンサートだったから特別うれしかっただろうな。


そして、この時してくれた挨拶が私に衝撃をもたらすものになる。





MC終わり、ふっかに挨拶を促された阿部さんの目が本当にキラキラしていて、それはただうれしいだけというよりも「感無量」というのに近い表情だったと思う。


会場を見渡しながら、「今、みんなの前でコンサートができることだけで幸せで」と言っていた。

続けて「僕がお休みをした時に、コンサートにも影響が出るかもしれないって思ったりもしたから…」と、ゆっくり言葉を選びながら話してくれたこと。


この時、ちょっと言葉が詰まって天を仰いだ阿部さんに、とても驚いた。


だって阿部さんってアイドルとしてステージやメディアに出る時、そういう自分の心の中に置いてある、個人としての本音というか私的な感情を出す人ではないから。「アイドルとして」の言葉を届けてくれる人だから。

少なくとも私が見てきたこの3年で、心の内をそのまままるごと見せるような、感情があらわになったところを見たことがない。デビュー発表の8.8でさえ。配信だったデビューコンの挨拶でだって。

そういうアイドルに徹するスタンスが好きだし、かっこいいと思うし、謎が多くて魅力的だなぁと思うところでもあるのだけど。


だから、そんな阿部さんが泣きそうになるなんて衝撃的だった。どれだけつらかったのかと少し触れたようで苦しかった。コンサートまであと1ヶ月と少し、という時期だったあのころ。その裏側に流れた時間の一端に触れられたのに驚いて、それから、そんな大切な話を聞かせてくれて、うれしかった。


復帰して最初の『シブヤノオト』に出た時には元のキラキラアイドルそのもので、息も乱さず歌って踊っていて阿部さんすごいな〜!プロだぁ〜!って感動したのを思い出す。

そこにたどり着くまでの苦しいしんどい時間を思う。シブヤノオトであんなに涼しい顔で恋を振りまいていたけれど、帰ってこれるまで、本当につらくて怖かったよね…。頭のいい人なのできっと、いろんな角度から考えすぎるほどに考えたのだろう。

それを無事に乗り越えて今、私の目の前で(正しく言えば天空から見おろしていますので視界は後頭部)、コンサート中にお誕生日をお祝いされている阿部さん。

いろんなタイミングがずれていたら叶わなかったかもしれない。今こうしてここにいることが奇跡だよなくらいに思えてきて、ちょっと泣いた。


挨拶の最後、「ぼくが…Snow Manでみんなを幸せにします!」ってまた少し言葉を選びながらお話を締めた阿部さんの声ちょっと割れてたんだぜ!かぁいいぃぃぃ!!!!!!!



挨拶の後、「あ〜危ない危ない」というニュアンスで目の前で手をひらひらさせた阿部さん。きっと男の子は人前で泣かない!って生きてきたような気がするTHE第1子長男。

愛おしい、かっこいい。大大大好き!


大切な話を聞かせてくれて、とてもうれしかったです。





夜公演も、とても温かい空気だった。

サプライズがあった分、お祝いムードは昼公演の方が濃かったかもしれないけど、阿部さんとお誕生日ケーキを囲んで撮った集合写真を見せてくれたり、メンバーからのお誕生日プレゼントをかけたクイズ大会をやったり。

こーじの家の玄関に置いてある大きいプレゼントは何なんだろうなと、1週間経った今も気になっていますが。


髪型だって夜も気合いバッキバキで、前髪上げてきちゃってたもんね!!

あの髪型は前に北海道でやったというのをあべ日で見て(#前髪を上げた阿部 というやつ)、大阪で見たかったけれどおキャンの配信を見たら髪を切ったように見えて、前髪上げへんやん…って勝手にしょんぼりしてた私への絶大なるサプライズだった。

1人勝手にサプライズ。私はおめでたいが服着て歩いてるヲタクやで。

髪の毛に波ウェーブをつけて、あんまりやったことないけどヲタクから評判良かった前髪上げる髪型をいそいそつくる阿部さんを思うとハートが破裂しそうダワ…そして仕上げにダテの金色のスプレー!


ペンライトふぅ〜のやーつもやって(2回ともやるのかわいすぎてペンライト1万本阿部家にプレゼントしたくなった)(自動制御で)、その時、声で「ふぅ〜!」って言ってたのかあいすぎたね?????



阿部さんのお誕生日でうれしかったことのひとつは、久しぶりに末っ子の阿部さんを見られたところかな。

ひかるや宮ちゃんに「阿部」って呼ばれる阿部さんがとっても好きで、出会ったころ、5人からいじられるその末っ子感がかわいくて大好きだった。

それを垣間見るような瞬間が何度もあって、なんだかすごく心をぽかぽかにしてくれる、今まさに私の背中をあっためくれている貼るカイロのようで、とか書くとロマンもエモも何もないんですけど大好きなんですよね、貼るカイロ。きみは友達!


なんか、そういう、愛に溢れたいじりを見られたことが久しぶりだったから、そいつらもろとも地球と城ホを抱きしめた。大好きの1127億不可思議!!!!!!!!


昼公演の最後、ふっかの挨拶で阿部さんのお誕生日に触れてくれて、ふっか以外スポットは当たっていない中で阿部さんがニコニコとふっかのことを見ていただとか、宮ちゃんとペアのところでいつも塩撒かれがちなのに(もちろんネタでね)この日は昼も夜もすごく優しくされていただとか(王に寿がれる、という感じの図)。

スノマンズライフの「阿部!誕生日おめでとう!」と「阿部亮平!誕生日おめでとう!」は宮ちゃんのいい声で今も鼓膜に染み付いてますわ。この時の阿部さんの「ありがとう!」の顔がかわいすぎて笑い皺炸裂してるし夜公演なんてもれなく声割れてたし、まとめてアラームにしたいな?

夜公演、「そんな前髪上げてどうしたの」って前髪いじりのターンで恥ずかしくてどんどん俯いちゃう阿部さんに、追い討ちをかけるように無駄に当たりの強かった翔太のことも忘れない!ゴープロモニョモニョくんめ!!!

めめラウにキラキラ〜!ってされてたBig bounce!!もちゃんと見てます(ムキムキ)。


後半戦1曲目のナミダの海を越えるやつ(未だにナミヲという呼び方は受け入れていない我)、阿部さんのお誕生日祝いからの高揚感がすごくて、会場ガチャの曲としてお誕生日を彩るのに最高の選曲!聴きたいと思ってたから余計うれしかった。

昼公演はお祝いの勢いそのままに進んだのだけど、夜公演は少し落ち着いたトーンになって、盛り上がるのかな?と思っていたらイントロで佐久間くんが「阿部ちゃん誕生日おめでとー!!」って叫んだ途端にボルテージがぐわ!!!って上がった。

お誕生日の特別感×佐久間特攻隊長は無敵だと悟る。マリオのスターですわ。

阿部さんがうれしそうに客席を煽っていたことも、呼応するように揺れる光の波も、全部が最高に煌めいていたなぁ。


コココも昼夜2回とも阿部さんで(シーからの首コテンは優勝でしかない)(かわいい系コテンの大勝利!)、内緒だよシーも特別みがすごくあって(チュー顔するとかある!!!!!!?????)(ちなみに夜公演は見逃したヲタク)(なぜ)、もはや人類の誕生という現象に感謝する次元の神秘。





阿部さんのお誕生日のことは1秒たりとも忘れたくないのに、1週間が過ぎて、もはや何分のことを覚えられてるのかだって怪しいけれど、時が経つのは残酷でもあり、それが人間の感性の趣だと思う。

ただ、「一生阿部担宣言」をしたくなるほどに阿部担として幸せな空間にいたことだけは忘れたくないので、ここに置いておく。


宣言は、しないのだけど。


(せんのかい)



最初は入れる予定のなかったこの日に滑り込めたこと。私までたくさんやさしい言葉をもらったこと。

そういうロードオブザ阿部誕(指輪物語なの?)についてはあと1回改めて書きたいけれど、とにかくたくさんの人のおかげでここに来られて、本当に幸せだった。たすけてくれたお友達各位に、見知らぬお友達のお友達にも感謝でいっぱいです。


阿部さんを好きになって“いちばんの思い出”はずっと更新されているけれど、この日のことは特別輝く思い出。


28歳初日の、いつも見られる特別よりもうちょっぴり特別な阿部さんのことを、この目で見られて本当にうれしかったです。大好きです。

28歳の阿部亮平さんに幸せとかうれしいとかニコニコしちゃうこととか、そういうものがたっっっくさん起こることを願っています。キラキラをたくさん見せてくれることも楽しみにして、一生阿部担宣言(仮免許)!