きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

夕焼けログ

秋が足早に過ぎ去ろうとしている。待って!ちょっとまだ待って!!アウターが!ない!!


そんな話はいいとして(ほんまにどうでもええ)、休憩を経てスノマニに入って訪れた、私の気持ちの変遷まとめ。これに限っては、友達各位は再三聞いている話をまとめているだけなので読まなくても全然いい。じゃあ誰が読むの?誰も読まないという自問自答。


(済)スタンプほしいお友達は読んでください。おそらく再生回数2。くまとふっかの母ちゃん。なぜか巻き添えになるふっかの母ちゃん。


今の気持ちは今だけのものなので、未来の自分のためにまとめたいと思う。





2021年秋は、阿部亮平さんの秋である。

気候的にはもう冬に近くて、なんやこれ?寒すぎん??落ち着け地球?と思っているけれど、暦の上では11月いっぱいくらいは秋だと思いたい。だからスノマニの大阪公演が終わるまでは阿部さんの秋。

いい秋きてんね。


10月始めの私はいよいよ2週間後にコンサートを控えつつ、きっと周りとの温度差とか感じるんだろうなぁと構えていた。休憩期間が私にもたらしたのは、「すのーまんのヲタクじゃない自分」というのが体感だったから。

だとしても私は阿部さんが大好きで、それは変わらなくて、2ヶ月休んでも変わらないびっくりの意志の強さは阿部さんという御本尊がすごいとしか言いようがないのだけど(御本尊)、だから私は私の「大好き!」を追えばいいだけ。そう思いながら、でも少しだけ、大丈夫かなぁと緊張を抱え込んでいた。


アルバムもしっかり聴いたし、カップリング関係も聴いたし、離れていた分予習は完璧に。温度差うんぬんより、できるだけ置いていかれない策。生真面目か。そしてHip bounce!!の虜になる。あの曲はとてもいい、なんだろうね、意味のわからなさがなおいいよね。ミモザ片手にプールサイドて。チル系か?これが話題のチル系か?知らんけど。


いざ迎えた10/16、いやその日は私は入ってませんけど、前乗りして楽しい時間を過ごして、ぜんっぜんすのーまんのスイッチは入ってなくてオレンジ色のかわい子さんのことばかり考えていたけれども。でも何しに名古屋来てんねんと思う隙間で、前乗りという時間と心の余裕が次の日への楽しみを生んだのは確か。


どれだけ楽しみでも、今までとは違うんだろうなとも思っていた。そのくらい休憩は大きな意味を持っていて、私の中のすのーまんへの気持ちを変えてしまった。阿部さんのことが好きというだけで、この先グループを見続けられる自信もあんまりなかった。だから明日のことは楽しみやけど、すのーまんのコンサートを見るのは最後になるかもしれない。そう思ってたのだって本当で。


終わってしまえば、そういうの全部全部余計な心配というやつだった。うん!ただの余計な心配ですね!!呆気ない言い方をするけれどね!


とにかく、すごく楽しかった。「楽しい」しかなかった。久しぶりにお見かけした阿部さんは相変わらず小顔で高身長で美スタイルで笑顔と笑い皺がかわいくてダンスが折り目正しくて美しくて歌声かわいくて髪の毛スットントンのチャベちゃん後頭部丸っこ優勝!!!!!!!!

世界でしたね。


すのーまんのパフォーマンスも、やっぱり好き。個でも全体でも動きがきれいだしかっこいいしクオリティ高いし、周りに自慢したくなるような。見て見て!ってしたくなるような。

デビューしてやっとやっと、初めてファンの前でコンサートできたんやな、とか、初めて地方回ってるんやな、とか思ったら私だってじわじわうれしくてキュンしてしまったし、THEコンサート!な衣装に身を包んでいるのを見たら最高でニコニコが止まらない。

そりゃ、あるよね。私の中にもそういう気持ち。この3年、見てきたもんね。


正直、「無」になる時間とかありそうだなと思ってたのだけど(ホラ、阿部さんいない時とかね)、全然無になんてならなかったな。なんやかんや誰に対しても情があるのを自覚した。そりゃそうか、一朝一夕のお付き合いではない。


両隣には仲良しのいつメン。いつメンとだって温度差できちゃいそうで寂しいなぁって思ってたけど、今となっては温度差?ハイ?????って感じでわろてしまう。サマパラ以来の4連、マスクとシールドしてたって何にも変わらなかったな。みんな大好きやで、ありがとう。





今回はとてもお席に恵まれて、もったいないくらいのところで、手足プルプル産まれたての子鹿より震えたりもしたのですけど(小心者)、2回入ったにもかかわらず両方とも阿部さんがあんまり来ないエリアで。とはいえ阿部さんが私の目の前を通っていくことも、何度かはあったのだけども。

あ、文句があるわけじゃないよ。それで見えたものの話を残したいんですよね。


「阿部さんだけのヲタク」になるんだろうと思っていた私の視界に、やたら違うメンバーが飛び込んでくるその環境は、私の気持ちを変えるには大きな意味を持ったというか。肉眼of肉眼、コンタクトしてたけど裸眼でもお顔のつくりが見えそうなその距離で、それぞれの人たちの良いところとかがやっぱり伝わってくるんですよね。

テレビとかでは拾えない、人間として持つ雰囲気というか。


知ってたけど忘れてたのか、知ってたけど見ないことにしていたのか、しんどくなって手放してしまったそういう「いい人たちなんだな」って言うと平凡すぎるのだけど、そんな根本に触れられた気がして。

例えば阿部さんがたくさん来るエリアだとしたらね、私多分、マジで阿部さんの記憶で全部終わっちゃうんですよね。想像できるもん。あの席で阿部さんポジだったとしたら、この先7億光年は生きれるような記憶を手にする気がする。桁がウルトラマソ。ウルトラマソでも300万光年やけどな。

う〜ん、それはそれでおいしい…そんな席入りたい…けど、今の私には阿部さんは少し離れたところにいたとしても、ほかのメンバーをたくさん近くで見られたことが、その「知ってたはずのいいところ」を感じられたことが、なんだか良かったなぁと思う。

ああそうだ、こういう人だった。こういう空気感だったなぁ。かわいいと思ってたし、いいやつだと思ってた。知ってたんだよ全部。そういうの。


実際、今私はコンサートに入る前に想像していたような「阿部亮平さんのことだけが好きなヲタク」なのかと言われたら少し違う気がする。前みたいな「すの担」かと言われたらそれも違う。でも、グループのことだって嫌にならなかったなぁ。再構築、がふさわしい言葉だろうか。


再構築が適ったのは、生で見るアイドルはすごい!っていう本物のパワー。 製作側の意図した世界が広がるメディアとは違う、私の目の前で繰り広げられる、アイドルが生身でつくるエンターテイメント。そのまま届く等身大のアイドルの姿。

それから、仲良しの友達に囲まれていたという環境要因も大きかった。だってだって、みんなといるのがホンマに楽しかったから。

いつメンはもちろん、ご縁あって声を掛けさせてもらったお友達もやけど、「楽しい」を共有できる人たちがいたこと。みんなの「楽しい」も、きらめきオーラみたいなものもたくさん分けてもらった。

お友達たちの喜んでる顔を見られてうれしかったし、私が壊れたファービーと呼ばれるくらい振り切れてしゃべり続けたのもみんながいて楽しくなりすぎてしまったからで。自分で思い返してもしゃべりすぎやけどな。

お友達とお友達が繋がって仲良しになったり、みんなで思い出話をしているの見ながらニマニマしてしまった。あと私が早く寝た日に盛り上がってたの朝見てめっちゃ切なかった。私の早寝のタイミング!!


私の名古屋はあのメンバーやから楽しかった。阿部誕の交換が見つからなかったことさえ、それが正解だったと思ってる。これは絶対的な感覚。楽しいの相乗効果は尊い



もし今回コンサートに行けていなかったら、私はこのまますのーまんと距離を置いて挫折したままフェードアウトしたと思っているから、だから、まだご縁が繋がっていたことをうれしく思う。

帰ってきたからってゲンキンな話やなって感じかもしれない。でも、これが私の現実なのだから、そうだったということ。私の世界の話は私のもの。


だからといって、これまでみたいに全力で隅から隅まで応援する情熱とか、そういう熱い思いは消えてしまった。消えてしまったけど、距離を取ったから自分の中でバランスよく取捨選択ができるし、その思い切りが私を繋ぎ止めている。だからね、休憩はすごかったよ。偉大だった。休憩して良かった。


ここまで長々と書いていながら、こういう気持ちは残念ながら時が経てばサラッと効力が切れてしまう。それもわかってるから、また落ちていくばかりの波がきてもそれに負けないだけの、こんなにも楽しかったこの日のことを忘れず大事に持っていきたい。


そんな記録です。





夏ごろから折にふれて書いてきた休憩の話もこれでひと段落。もしもお友達以外でお付き合いくださった方がおられたら、ありがとうございました。

ただ大騒ぎして元のかたちに戻っただけかもしれないけど、それも2021年の私、ということで。

そしてこんな長い話をわざわざ聞いてくれる友達がいて、再生回数2って書いたけど、ちゃんと読んでくれる友達もいるってわかっている。本当に人に恵まれすぎてるから、私も人にやさしくしたい。



某きのこ系占いによると11月の私はエメラルドらしいので、続・阿部さんの秋、楽しみたいと思います。