きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

草木は萌え、私は自担に萌え、あの子の涙袋は影を落として


2021年初現場、ジャニーズ初め。私にとってのそれは2月の最終日、『青木さん家の奥さん』大千穐楽だった。



申し込みは10月、当落は11月。もう遥か前すぎて、ぬる〜っと当日まで過ごしてきた。

だってそもそも本当にある?できる?楽しみにしすぎて、なくなった時に抱え込むつらさを私は知っている。私は、というか今を生きているヲタクはきっとみんな知っていて。

本当にあったとしても、私は本当に無事に行ける?

風邪を引いただけでも行けない可能性がある。喉元に魚の小骨のような引っかかりをずっと感じていた。



公演は東京も大阪も順調に幕が開いていて、風邪を引きやすい私の体調もボチボチ。「これは行ける!」 3日前あたりからは、さすがに普通に楽しみになった。青木さん〜に合わせて予約していた美容院、張り切って行ったら髪の毛が目黒のテクノみたいになった。目黒担の歯医者さんに写メを送ったけど、奈良の目黒認定は受けられなかった。


前日は仕事を終えてから、3ヶ月ぶりの“現場前夜”にワタワタする。前の現場から1クール開いているし、そもそも現場に行けない日々に飼い慣らされてしまったこの1年、何がいるかもパッと出てこない。ヲタク脳の退化が著しい。


バタバタと家のことをやっつけて、スキンケアの段になると、正門の女からもらっていたキラッキラのパックをした。前から「青木さんの時にするんや〜」って決めていた、翔太も田中みな実様も使っていたキラッキラのパック。

めちゃくちゃ上質、ハイクオパック。ぬるんとしている。普段私がしているやつなんて、成分ただの水かもしれない。


久しぶりにネイルもした。これも3ヶ月ぶりかな?晶哉ちゃんのモンペが使っているネイルシール買おうと思いながら買い損ねていたので結局セルフネイル。

Aぇ関連の現場だ、ここは緑じゃない。スカートがオレンジやしな…Aぇならドーキーズだな!よし!まっさんの青!って手持ちのネイルを実家から回収した。塗ってから正門の女に言われる。「青は丈くんですね」

……。
失念していた。藤原丈一郎の存在を。(なんで?)

これは私やったな!やってんなァ!

もうきれいに仕上がってしまっているのでどうにもならん。爪、隠す。


こうして現場前夜は暮れた。0時過ぎには布団に入っていたので優秀な方。





28日は、晴れと思っていたのに曇り。あったかいと思っていたのに割と肌寒いかった。

会場はサンケイホールブリーゼ、梅田に行くのはとてつもなく久しぶり。


防振があるのでリュックで、でも普段の現場よりも軽い気がする荷物。久しぶりだから感覚忘れてるのか…あ、うちわがないからや。なんていうのも束の間、思いの外寒かったのでカイロを買って(バラ売りないから10個パック)、そういえばフライヤーもらえるんだわ〜ってクリファを買って(バラ売りないから10枚パック)。


いやもうバラ売りして!?肩ちぎれる!!!!!


こういう諸々を忘れる勘の悪さが、現場離れしている証拠。証拠だよ〜♬って心のWEST兄やんが歌い出すし、藤井流星くんはパチカを鳴らしている。私はこんなことのために歌うな、名曲を。流星くんは落ち着いてください。


お一人様なので、梅田ダンジョンに盛大に翻弄されながらブリーゼに向かう。


デジチケゆえに当日まで座席不明、正門の女にLINEで「最前!最前!」と煽られては「最前かぁ〜あるかもなぁ〜とかいうて2階3列目とかそんなやったりするんよな〜」などと、1人では外に出せないぬるいヘラヘラを真顔の下に隠していた。



地下道からたどり着いたブリーゼ。青木さんのポスター前では、あっちもこっちもみんなが自担のぬいをかざしている。

関西は本人たちが推しているのも相まって圧倒的にぬい文化やけど、私はアクスタ文化育ち。1人でぬいを出す勇気はないし、そもそも持ってきてもいない。一生アクスタをかざす。すでに軽く浮いている。別に問題はないけど、あんだけ誰も彼もぬいをかざしているとちょっとかざしたくなったから、次回は必ず正門と佐野と集合させる。1人は無理。


でも、かわいいもんね、アクスタ。



マイペースな割にせっかちなので、1人だと会場に着いたら早々に入場して席に座っちゃう。あとトイレに何回も行く。心配性。


今回も開場時間の12時過ぎに着いたので、スッと入った。

「最前とは言わなくても前の方来るかな!?マジで最前だったらどうしよう…いや〜そんなこと私に起こるかぁ?とか言ってやっぱり2階のベンチウォーマーじゃないの〜」心の中で、めちゃくちゃ早口で自分を落ち着けにかかる。

肩にリュックの紐を食い込ませている防振が火を吹くから後ろの席だって全然いいけど、前!前!って期待した上にちょっと落ち込んだら嫌なので期待しすぎない、根暗の危機管理。


入口で消毒して、お姉さんに熱を測られて、QRピッとして、出てきたチケットを切る。どうでもいいけど、この当日もらうタイプのチケット、どんどん紙の質が良くなっていくね。



受付を抜けて、チケットに視線を落とす。

さて、どこですか。準備できてるで!せっかくやから、出来るだけよく見える席だったらうれしいねんけd……え?


1階C列※※番


%×◎$>◇=♭?¥#▲!※


さ、さんれつめ?

そういえばA列は潰れてるって見たな…2列目!?


は!!!!?


えっと、これは…マジで2列目?私、1階と2階見間違えてないよな?そういうことめっちゃするので、私は私を信じていない。


もしかして、この会場アルファベットの表記逆順とか?前がZ?(んなわけ)どこまでも信じられない、良席勘違いの可能性を求めすぎるヲタク。もはや悲しい。


足が震えてヨタヨタになりながら、入口付近の座席表とチケットと照らし合わせる。やっぱり前だわ…。トイレ近くに移動、壁に支えられてチケットをまじまじと見る。どう見ても「1階」「C列」。写メを送って正門の女にも見てもらう。大袈裟か。


会場に戻ってC列を目指すと、前に行かざるを得ない。延々と足が震えている。まだ信じられなくて、近くにいた係員さんにチケットを見せて場所を聞いてみる。

にっこりと、「こちらですね」って誘導してくれた。

見紛うことなき2列目の、なかなかほぼほぼ真ん中の、ガチのC列。


マジだわ。やってるわ私。やってんな!!!心の末澤がうる誠也ですわ(?)。


マジだうぉああああああうえええぇぉぉぇ!!!!


座ってみたけど、距離が近すぎて緊張する。息を止めてしまう。ひかるに「呼吸!」って言われたい。もう公演中もずっと隣にいてほしいよ、ひかる…!


舞台まで2mもないような気がする。縦に寝転んだラウール1人分あるかないかの距離。たぶんない。ふっかぐらいしかない。いや、阿部さんくらいかな?知らんけど。


この距離で出てくる大晴くんのサイズ感が想像できない。近い。


防振いらんかったやん!必要だったのは防振ではなく、この距離感に耐える心構えと事前のワクワク!!あとオレンジのトップス着てこればよかったな!今日こそ!!だから事前に席教えといてぇ?


でも、そんな気持ちもチャラ。チャラofチャラ。だって私はこの後、縦に寝転んだラウール越しに自担に会うのだ。





13時、会場が暗転する。いよいよ始まる。

『青木さん〜』は普通じゃない、ボーッとしてたら置いていかれそう。初めてで、1回きりで、大千穐楽。これは予習不可避だと東京公演の時からレポを漁っていたけど、う〜ん。なるほどわからん。毎日読んでもまったくわからん。

雑誌のレポも読んだ。写真がついていたのでなんとなくわかったようなわからんような…う〜ん。わからん。まぁ、見たものキャッチしたらよしとする。結局。


そう思って迎えた上に、置いていかれそうとか言うてる場合じゃない席がきたので、もう目の前の福本大晴くんだけを追う90分にすると決めていた。



たしか最初は、たまごが出てくるはず。

私は、なにわ男子の長尾くんを心の中でたまごと呼んでいる。一昨年たまアリのライブで見た長尾くんのお肌が、ゆで卵ばりにぷるんぷるんだったからだ。

たまごは、相変わらずぷるんぷるんだった。高校卒業したて、髪の毛切りたて、生まれたてのひよこか?いや、ゆで卵だな。たまごは生き生きしていた。てか近い。近いな。たまごすぐそこにおる。たまごォォォ…。


っていうか、次出てくるのは大晴くんなはず。大晴くん、いつ出てくるんやろ…?

そわそわして、たまごの話入ってこない。むしろ、もうたまごを見ていない。あそこから出てくるんか…たまごがいる舞台中央から視線を外して下手側のドアをチラチラ見る私。たまご、ごめん。


すると、割とすぐバターン!とドアを開けて大晴くんが出てきた。

星条旗柄のシャツと真っ赤なパンツに「ギャグ製造機」のたすき、星条旗柄のシルクハットとハリウッドザコシショウの眼鏡。

かっ
…こいい!かわいい!あれ?こんな顔やったっけ?こんな顔やったな…うぇ〜ん!かわいいよォォォ変なカッコしてんのにめっちゃかわいい!!!!!!うわ〜!福本大晴くんやぁァァァ襟足伸びたなぁ髪長いねえっていうかかっこいい、かわいい、髪の毛おは朝で見たより少し明るくなってる気がするけどちょっと抜けたんかな?いちばん似合うトーンの髪色な気がする〜いや〜♡似合ってる〜♡うわ、この距離まじでやばいんですけど!ほんまに顔めっちゃよう見える…こんなイケメンをこの距離で拝めるなんて何事かなすごいなこの世界線なんなんこれ、おめめおっきいなぁキラキラやなぁ二重ェェそして笑い皺!大好き!崇高!!眉毛もかわいいことで…!あ、お肌荒れてるな…お顔のラインに荒れが…忙しいんやろうな…っていうか大晴くんの鼻、新幹線みたいやな、え?新幹線?うええぇぇぇぇかっこいいかわいいかっこいい世界一!!!!!!!


という感情をこれでもかというほど詰め込んだ、かっ…!


星条旗て、全身星条旗て。こんなトンチキないでたちで現れてもかっこいいなんて、ジャニーズのアイドル性はとことん常軌を逸している。


大晴くんは、イメージしていたより痩せていた。忙しいのかな…と少し心配に思いつつも、マンガみたいな輪郭が抜群に垢抜けていて、痩せると垢抜けるはそこそこ同じラインの上にあるのを感じる。


ずっとテレビで聴いていた声が耳に直接届くのも、やけに感動した。ライブのMCともまた違う、普通にしゃべっている声。かわいい。もはやしゃべる時に出ている二酸化炭素さえもかわいい。


あのね、ザコシショウ眼鏡の奥にある目がね、横向いたら見えるんですよ。目視できる。まばたきしてるとか、目が笑ってるとかがわかる。尊い…福本大晴生きてる…。あんなヘンテコなメガネの奥に感じる生命!


トンチキな星条旗柄の衣装の上からでも窺えたのは、身体は細いというか締まっているのに、太ももが結構がっしりしていること。でもお尻はちいさかった。キュッとあがってた。星条旗になってしまっている自担を見ながら私は何を考え、何を見ているのか。


あっ、大晴くんの涙袋知ってます?天然のプリップリ、その辺のエビよりよほどプリップリ。かわいいが伊勢海老級。それをも拝めるこの距離感!

正門の女に「涙袋見逃さないようにする…!」って言ったけど、さすがに涙袋は見逃しようがないだろ。

涙袋、めっちゃかわいかった。麗しかった。国宝級涙袋だった。なにがすごいって、上から当たる照明で、お顔に涙袋の影が落ちてたんですよ。選ばれし者しかできない影が。ナニコレ珍百景


さっさいっこぉぉぉううううううう!!!!!!



こんな調子なので、たまごだけじゃなくて大晴くんの言うことも全然入ってこない。あのかわいい人が目の前で動いているという事実にあてられて、ただその一挙手一投足をひたすら追い続ける。


顔の造りも肌荒れも、アホ毛や歯並びさえこの目で見えてしまう距離感で、途中ふと「私、なんで大晴くんのこと好き〜!自担〜!ってなったんやっけ?」とか考え出す。舞台に集中しろ。

そして、「全然思い出せへんけど、好きになってよかったな。大正解!」とか呑気に満足した。舞台に集中しろ。



多くの劇場でもそうなように、ブリーゼの座席は列ごとに互い違いに配置されているので、厳密にいえば私の前には人がいない。前の人の間から観ているので、実質1列目?それはさすがに厚かましいか。1.5列目。


何度か大晴くんが真ん前に来たことがあった。4人並ぶ時の何番かの立ち位置なのよ。バミッてあんのよ。

言葉にならない、ハワワワワ!!!!!!みたいな感覚。直視するのが申し訳なくなるような距離で見た大晴くん、二重が大きくて、照明が反射した瞳がキラッキラしていた。直視した。まっすぐにガン見した。


歌って踊るターンで、「ハー歌ってる声かわいいなあ!甘々の甘〜」って思いながら大晴くんの動線を追っていたら、曲の最後、舞台中央にわんさか降ってきたキラキラの紙吹雪が落ち切ったところで、真っ正面にいた大晴くんとバチコーン!と目が合った。

幻か?と思うレベルの本当に一瞬。大晴くんはただ正面にいる客(私)を見ていただけなのだけど、まさか紙吹雪なくなったらこっち見てるなんて思わないもん!すげぇ衝撃で脳みそ爆発したかと思った。この席なにごと!?こわいこわいこわい。

その後、口に入った紙吹雪取ろうとしてるところがめちゃくちゃかわいかったです。


誰がしゃべってようが、誰が真ん前にいようが、ほぼ大晴くんを見ていたので、何者かの(私なんですけど)視線を感じた大晴くんがパッてこっち見たことも何度かあった。その度に見すぎてすまんな…と思う。ちょっと気まずくて反射的に視線をそらすなどして…私なに?貴族の遊びか???



舞台とはいえ素顔もちょこちょこ垣間見られる世界で、この1年間で自分の中に積み上げてきた「大晴くんだなぁ」って思うところをたくさん見られた。

舞台中央のたまごをいじっている時。小島とじょーくんと3人でくっついてる真ん中にいた大晴くんが、左にいる小島のこと何っ回もチラチラ見ていて(何と回の間に「っ」を入れるくらい何っ回も見る)、あああ!これよくやってるやつ〜!!って愛しみが大爆発。

こういう時、小島は別に大晴くんのことを見ない。大晴くんの一方通行感もあって、そこもいい。


いじられてすごいもみくちゃにされてるときに下唇噛んでたりとか(トンチキ眼鏡かけてたけど)、ギャグする時の声と動きとか、立ってる時の手の置き方とか、歌って踊る時の動き、じょーくんが小島のお父さんの名前言い出して「やばいやばい」って苦笑いでつぶやいてる顔、アドリブの順番が来て考え込んでいる顔、案外トーンの低い声、事務机の前で作業する動きで水を飲む回数の多さ(500ml飲み切ってた)、話す相手としっかり目を合わすところ、小島のアドリブ見ながら隣に座ってるじょーくんとバッチバチに目合わせて笑ってるハイカースト感。

ああリアル大晴くんだ…目の前で動いてる…全部全部忘れたくない。でも数日経って、もうだいぶ忘れてきている。なんで私の目はHDDレコーダーじゃないのか、こんなにも悔やんだことはない。

記憶に残してよ!ダビングさせて!秘密!教えてよ!!





このブログもそこそこ長くなってきているけれど、それぞれに抱いた感想も書き留めておきたい。

◻︎じょーくん

非常に頭の回転が良い。さすがヨコヒナのハイブリッド。この舞台の支柱は間違いなく藤原丈一郎、その人で。ビバちぇもたまごも安心してのびのびできるのは、きっとじょーくんの存在あってこそ。

私が実際にいちばん「じょーくんすげぇェ!」ってなったのは、「髭男をガラ悪く関西弁で歌ってた」っていうフリに応えた時。青木さん〜は、その場で飛んできたフリにわずかな時間で対応することの繰り返しやけど、「グッバイ」を「ほなまたァ!」で落とすとこまで完璧で、マジで1分とか2分の間に考えたんか?すげぇな!!?って私感動して、じょーくんを見つめる目がキラキラしてたと思う。

裏でみんなでパーカー(?)作ったり、ドレスコード決めたりしてるのビバちぇも楽しそうやったし、うちの子たちがお世話になりました、バイトリーダー!の気持ち。あとミルクティーみたいな色の金髪とパーマかな?ようお似合いでした。

◻︎たまご

ガチャガチャしてる子、ぐらいのイメージやったたまご。ビバちぇが「ながちゃん裏でもずっとうるさい」「かわいい」ってよく言ってて、ふぅん、かわいいんか〜ってなもんやったけど、見てるうちに「確かにかわいいな」ってちょっと微笑むおれがいた。

ガッチャガチャしてるねんけど、楽しそうに無茶苦茶してるところを見てると笑ってしまうというか。新入りのバイト=何も知らないポジションなので、たまごを追っていれば青木さん〜の世界に一緒に入れる。私は大晴くんしか追ってないけど、、。笑

3人それぞれに太鼓持ちしたり、場を引っかき回したり、キャスター付きの椅子に腹這いになって舞台の上行ったりきたりしたり(これがとにかくかわいかった)(おかみさんに何回もその話した)。カテコの挨拶で「ぼくは1年ぶりにファンの方に会えてうれしかったです」って言ってたのもかわいらしかったな。

目をつぶると、あるある探検隊の西川くんのモノマネしていたたまごの顔を思い出す…。猿の顔真似も一緒なんかい。

◻︎小島

おれたちのリーダー!なんでフランケンシュタインの格好なのかわからないけども(星条旗も充分意味わからん)、フランケンシュタインなのに、キメ顔で止まった時モデルばりにかっこよかった小島。顔整ってるゥ!!スタイル良!!!!!

小島の第一印象は「摩訶不思議」とか「トンチキ」だったのに、最近ちょいちょいマトモに見えている。なんなら、このアドリブ劇の中で無理せず冷静な判断をしている回数も、実は割と多い。

でもやっぱりおもしろいし、トンチキでもあるけれど。

ビバちぇでいる大晴くんは自然体でのびのびして見えるので、私はAぇから大晴くんと一緒に出るのが小島でうれしかった。

劇中に倒れた小島を抱き抱える大晴くん、っていうところがあって、チューするくらい顔近いねんけど(チューしたらどうしようかと思った)、チューしなかったけど、小島が舌ペロペロしてて(キリンの真似してたとはいえ、あれはなに)大晴くんがちょっとわろてもうてたんかわいかったな…。ありがとう小島、ナイス小島。

あと、カシオレ派なのは大学生感がありすぎて、シンプルにかわいいぞ。





本編とアフタートークとカテコ2回合わせて約2時間もの間、肉眼で大晴くんを見続けられたことは、ものすごいレベルの贅沢。トリュフをふんだんにかけた卵かけご飯のような。食べたことないけど。獺祭がかかっているかき氷のような。食べたことないけど。


カテコでのあいさつ、もう終わりやなあって話になった時に大晴くんが神妙な顔をしていて、じょーくん(やったかな?)に「なぁ大晴」って振られた時の声が「あぁぁ…」みたいな、なんか低いくぐもった声で。

直後、「大晴、裏で『やばい!』って泣きそうになってたもん」ってバラされていじられてるのを見て、あ、そうか、感極まっているのかってわかった。

案外、「かわいい」っていうイメージの泣きかけの顔でも声でもなかったところがリアル。すっごい人間味感じた。それがかわいくて愛おしみが果てしない。


「去年見学した時は大変そうやと思ったけど、大変やったけどそれ以上に楽しかった」「なにわ男子とAぇ! groupで別々の活動に戻るけど、また一緒に何かしたいし盛り上げていきたい」そんなあいさつをしてくれて。

声も大きいし、ギャグやるし、どんなことも先陣切ってやっていることが多いけれど、本当は結構慎重なタイプだと思う。危ない橋への警戒心は持っていて、闇雲に笑いに向かって突っ走ってるわけじゃないというか。グダグダしないように見切りをつけて判断すべきときはする、でも、その前に状況を読もうとしている。


そういう人が積み重ねてきた32公演。


私も観られて本当に良かったな。感極まるくらい楽しい時間を過ごして、やりきって、きっと得るものも大きくて、レベルアップしただろう大晴くんの道のりの一端を見つめられて、本当にうれしい。



4人とも、本当にお疲れさまでした。楽しかったし、楽しそうだった。こんな閉塞的な時代に、笑いで風穴を開けてくれるアイドルの尊さよ。

2021年のジャニーズ初め、最高でした。抜群でした。大晴くんのことばっかり書いてるし、大晴くんばっかり見てたのはほんまやけど、普通に何回も声出して笑った。

おもしろいは楽しい。楽しいは、強い。



今回もまた、ヨコにめちゃくちゃ感謝した。Aぇから大晴くんを選んでくれたこと、飛躍のチャンスをくれたこと。パパみたいに(知らんけど)かわいがってくれたこと。

そんなん言い出したらAぇに選んでくれたこととかベース買ってくれたこととかまで遡って「感謝シール」とか貯めた方がいいかもしれない。貯まったら真っ白なお皿とかあげたい。横山、Aぇ感じのパン祭り。




また大好きになってしまったな。