きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

走る雲の影と横アリ単独を飛び越えるわ山陽道

シルバーウィークは車で友達のいる広島へ。

出かけたいというより気心の知れた友達に会ってリフレッシュしたいという気持ちやったけど、Go Toや気候の良さや新型のアイツがおとなしめなこともあってか、想像より遥かに人が多くて怯んだ。そんな私も“思ったより多く外出している1人”なんですけどね、都合いいよね。



広島まで、休憩込みで5時間ほど。車の中でずーーーっと『素顔4』横アリ単独見続けた5時間×2。安室ちゃんのライブDVDとかも持って行ったのに、結局行きも帰りもずっと横アリ。

アレ大好きやねんもん!っていうのもホンマやけど、1人で高速運転してると休憩以外でDVD変える手段がない。盲点だった〜!シンプルにバカ〜!


通算、横アリ公演5周半ぐらいした。延々早めの再放送。謎に湧いてきたのは1曲も飛ばさず通しで見る意地で、3周目の時にMCで突然ウケて声出して笑ったのにはびっくりした。このターンも3回目やん、自分。



旅先には友が待っているけれど運転中は1人、長い時間でいろんなことを考える。翔太と阿部さんに同時にデートに誘われたらどうする?とか、横アリの何が好きだったかとか、阿部担の種類とか。


今回は運転しながら考えたそういうのをまとめてみようと思う。



◼︎ Q.翔太と阿部さんに同時にデートに誘われたら?


どうすればそんなことが起こるのか知らんけど(起こりません)、待ちに待った4連休ハイが思考ににじみ出ている。

高級旅館の露天風呂付き客室レベルの満足感しか生まれない妄想、もちろんお風呂から見える景色も最高。妄想の翼は自由すぎる。熱燗もつけちゃう?


スッと阿部さん選びそうな私(みんなそう思うよな?)、自分でも最初は「そりゃ阿部さんっしょ!」って思った。

でも、確かこれ考え始めたのが横アリ後半やってた時で、『Happiness』の翔太がかわいすぎた。そして曲終わりの「100点満点」が大好きで結構難題になってしまったという…関係ないけど100点満点ください!


リアルタイプなんですよ。翔太。そもそも塩顔が好き。Snow Manでも第1印象は渡辺翔太くんに決めてました!ただ、いかんせん私の自担と呼ばれる人たちにも通ってきた人たちにも塩顔がいないので、信憑性がなさすぎる。


性格がさっぱりしてるところも、最近はバブみがクローズアップされて「しょっぴーかわいい」なんて言われちゃうけど、本当は後輩にビビられてた厳しい“なべしょ先輩”で、椅子蹴って怒っちゃうぐらい男子なところも好き〜。

でも、もう椅子は蹴らないで。


あれ、かわいかったよね、キッシンのMV鑑賞会でリップのイメージカットを「ピンクの物体」とか呼んじゃうの。男子ィ〜!感。

そう思うと翔太相当強いんだよナァ…!



と言いながら、待ち合わせにニコニコで現れたスタイルおばけの好青年、服までおしゃれジャン!!!!!!!の阿部くん想像した瞬間、勝者・阿部!になりましたけどね。案の定ね。秒で。



あの〜、誰がおもしろいの?この話。


◼︎ 横アリ単独の何がそんなに好きかというと


私が初めて見たSnow Manのコンサートだから。シンプル。極めてシンプル。


2018年12月の帝劇・ジャニアイ。まだ6人のSnow Manにはじめましてをした。私はSnow Manが気になり始めたころで、2回の観劇を経て完全にkoiが始まってしまった。

その時から「6人のつくるコンサートを見る」が夢になったのだけど、形を変えて叶ったのが横アリだったから、そんないわゆる“エモい”感情込み込みで、きっとずっと特別で大好きだと思う。



そんな横アリ単独から1年半、「想像の遥か斜め上」では足りないくらい違うところに立っている感じがする。

9人としての関係が仕上がった安定感、デビューして増したアイドルとしての自信。上がりに上がっていく注目度は畑を焼く煙よりぐんぐん空に伸びていく感じ。例えが田舎者なのよ。

今もすごく素敵なSnow Manやけど、去年の3月、まだちょっと緊張感の残る新鮮な9人の世界とか、Snow Manのアイドル全開のエンターテイメントを初めて目にしたときの衝撃や感動を忘れられずにいる。


デビューしてから、加速度をつけて環境が変化しているのに結構ついていけてないところがあるのだけど、本音を言えば、楽しくないな疲れちゃったなって思うことも多いけど、DVDを5周半も見返すうちにあの時の気持ちを思い返したり、やっぱり好きでいたいなぁと思ったり。

多分、あれに似てる。結婚記念日に見る結婚式のビデオ。結婚したことないけど。そして5周半は粘着が過ぎる。



9人それぞれどこが好きかな〜なんて考えもしたので、それはまた別の機会に書いてみようと思う。


◼︎ 阿部担とは


山陽道はとにかくトンネルが多いのだけれど、延々続く山の緑と長いトンネル、緑そしてトンネル、緑、トンネル、緑、トnを越えながら、ふと「阿部担」という生き物について考えた。


私には同担の友達がほぼいない。ツイッターでは、お話してくれる阿部担ちゃんが2人ほど。別に同担拒否しているわけではない。でも、されやすかったりはする。笑える。いや、笑えへんな。


それはまぁいいとして(いいのか)、運転しながら「阿部担とは」を掘り下げてみた。

⚠︎1ヲタクの推察です。



阿部担を名乗る人や、ひいては阿部さん本人にも申し訳ないけれど、阿部担ってちょっと変わった人が多い気がする。

私も多少変わってるんやろなと思いながら書いてます。モンペやし。知らんけど。



阿部さんという人がアイドルとして多面的で切り取るところがたくさんありすぎて、どこにキュンしたか、どこを見ているかで、人それぞれ阿部さん像がちょっと違うというか。アイドルのファンをすること=偶像崇拝なので、それはどのアイドルにでも言えることやけど、中でも阿部さんは振れ幅が大きいような。


そして、ファンそれぞれが特に共感や協調をしたいわけではないというか。「私には私の見える阿部くんがすべて」で、それをほかの人に分かってほしいわけじゃない。他人の見てる阿部くんと自分の見てる阿部くんを一致させる気はなくて、「あなたの見ている阿部くん」を否定もしないけどそもそも興味もない。自己完結型個人主義個人競技


担タレというか推しはアイドルに似るというか、そういう現象やと思うけど、勉強が好きで大学院でコツコツ研究まで成し遂げた阿部亮平さんの影を追いかける阿部担という生き物の多くには、割と分析癖があると思う。

阿部さんについて興味のある分野のデータを集めては分析して語りたいというか、自分が見てる阿部くんをパッケージにして発信したい系。それも見たままをパッと放つ瞬発力のあるものじゃなくて、情報を集めて自分の知識とこねくり回して寝かしてパンのタネ発酵しましたドーン!的な。ふっくら焼けましたわ〜ちゃうねん。


自然体でそんなスタンスをサラッとやっているのが阿部担な気がする。


そして阿部さんはきっと、そういうの全部受け入れてくれるんだよなぁ。各々が見ている阿部像のすべてをニコニコして肯定してくれそう。広い!琵琶湖より広いその心!そういうのが超絶恋ですね!!この秋も恋です!!!!!!!!!!!!知らんけど!ほんで琵琶湖が例えでええんかな!



私の雑に雑を重ねたような市場調査によると(ただ徘徊して見てるだけとも言う)、最近は「あざとい阿部ちゃん」が刺さってる層が多いのかな。わからんので、これはちょっと今度アンケートとってブログにしてみたい。

同担拒否されやすいのにアンケート取れんのかいな。



あっ!誤解のないように言っておくと、みんながみんなそうとは言ってないので。同担のお友達と盛り上がってる阿部担さんもたくさんいると思うし、そんなふうに見えるな〜っていう1ヲタクの戯言です。防御!





M誌の1万字もSODAもその他雑誌全然読めてないので、早く読んで読書感想文を提出したい所存です。