きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

阿部亮平研究室#2から掴むアナログとデジタルと恋です

7月22日発売の『SODA』阿部亮平研究室#2をやっと読んだ。1ヶ月半も経ってる。

また寝かしすぎた。何でも買ったら満足しちゃう性格が出過ぎてる。



ライゾマティクスの真鍋大度さんとお話ししていた第2回。ライゾマといえばコンピューターや電子機器でメディアアートを創り出す会社で、私にとってはPerfumeの演出をテクノロジーで支える組織という印象。組織?


Perfumeちゃん大好きなので、阿部さんが真鍋さんと対談したって知った時はテンションが上がった。

阿部さん、もう真鍋さんと出会っちゃうの!?それやばない!!!!!?


そんなテンションの割に寝かせる不可解さが私。


ちなみに(恋)の阿部さんとPerfumeのライブに行く妄想ならn回目…?ってほど繰り返している。ワンルームディスコで挙げる阿部さんの右手がめちゃくちゃ長い。


なにそれ。



◇ ◇ ◇



テキストは最初から阿部さんがトップスピードで話していたし、勝手に物静かなイメージもあって真鍋さんは1/3くらいの返答で終わるのか?と思ったら、たくさん喋ってくれていたのがうれしい。


てか、Snow Manのこと知ってくれてるのにびっくりした。

阿部 ちなみにSnow Manっていうグループ、ご存じですか?
真鍋 知ってますよ!(笑)


ありがとうございます!!!!!って私の中の佐久間が今日も元気。佐久間はどこでも元気だな。


テクノロジーを駆使して圧倒的な世界を見せてくれる人がSnow Manを知ってくれてるなんてうれしい。デビューってすごい! Snow ManPerfumeは私にとっては別の枠で生きているのに、その2つの世界が重なるようで、なんだか感激しちゃう。




2人の話の内容が専門的で、それはほんのさわりなのかもしれないけど、私には言ってることがわかるようなわからんような…頭の上で言葉がクルクルクルクル回ってる感覚。でも、阿部さんが本当に生き生きしているのが文字だけでも伝わってきたので、読んでて楽しい。


見出しの写真の阿部さんも、これでもか!というくらい目がキラシキラシで少年みたいでかわいくて恋で〜す!!(大声)オール黒コーデの衣装もかっけぇ。ライゾマ行くなら黒だよね!しらんけど。


阿部さんのこんな顔見たことない気がするから、この表情を引き出した真鍋さんも、そんな企画を持ってくれているSODAにも今すぐに夏の元気なご挨拶を!ハムを!暮れでもいいけど!とにかくハムを贈りたい。



ライゾマが手掛けたPerfumeの演出だと、紅白の『FLASH』が大好きだという阿部さん。あと『Cling Cling』も度肝抜かれたとか。Cling Clingはなんとなく覚えてるけど、FLASHが思い出せない。


紅白のPerfumeはいつも録画残してるけど、FLASHの年のは前のレコーダーが壊れた時に一緒に消えているはず…阿部さんの大好きな演出ということを踏まえて見たいに決まってる…!

そんな粘着なヲタクこと私、文明の利器に頼ることにしたら、なんとえねっちけーの公式さんが残してくれているという神業!ヒャフー!


FLASH : Perfume (Kouhaku Uta Gassen 2016)


見た。なんだこれスゴ…!みんな見てくれよ!!


⚠︎このまま再生できないけど「YouTubeで見る」をピッと押せば見れます。


見た?



真鍋さんによると、こういうことらしい。

【ダイナミックVRディスプレイ】
カメラの位置をトラッキング(特定、追従)することで、平面にいながら立体的に見えるように3Dグラフィックを変化させる手法。


もうちょっと噛み砕いて知りたくてチラッと検索したら、なるほどトリックアート的な見え方をしていると…むず!すご!!


難しいことはわからない一般人ながら最初から圧倒的な世界に取り込まれるし、足を踏んだら光の粒が飛び散ったりとか、指の動きに呼応して線を描くところとかすっごい好き。きれいやし、すごいよね。生で見たら口開けて見てしまうわ、こんなん。


阿部さんはこの理論や仕組みを想定できて、説明を聞けば理解できるってことだから、もーすごいすごいすごい!ときめきトゥナイト!!!!!!!!!!!!




対談の終盤は、真鍋さんからの宝物みたいな言葉が詰まっていて。

◻︎踊れる人は肉体の限界やポテンシャルを最大限引き出せる、プログラマーとか映像を作っている人とは違うアイデアが出せるので、自分で踊って演出ができてプログラミングまで書けちゃったらすごいと思う。

◻︎プログラムで何かを作るためには時間もかかって失敗も多いので、その大変さを肌感でわかってくれる人がいてくれるだけでもいい。

◻︎高い技術を使ってリアルタイムでやる時は人間側に負荷をかけることも多いので、肉体の限界と技術の限界を知っている人がいると、いいコラボレーションができると思う。


この分野の第一線を走る真鍋さんがくれた言葉たち、阿部さんはどれくらいうれしかっただろう。ただファンなだけの私がすっごくうれしいので、本人は全部全部めちゃくちゃうれしかっただろうし、活力になったんじゃないかと思うなぁ。最高にうれしいね。



◇ ◇ ◇



阿部さんが学んできたことを見事に生かす最高の企画だな、SODA先生!


「ジャニーズ初の院卒インテリアイドル」っていう冠はもちろん素晴らしいけど、阿部さんが培ってきた知識に基づいて話せる機会ってなかなかない。

だから、この企画で“憧れの人”真鍋さんと話せたことは阿部さんにとってもモチベーションが上がったり、向上心の行く先がクリアになるものだったんじゃないかと思う。
デビューして「自分が演出する」ことはどんどん身近になっていくはずなので、そこに向かうためのヒント、リアルな手立てやアイデアをたくさんもらえているような。


だから、とってもとってもよかったな。夢が形になっていくな。




阿部さんが言っていたこのくだり、字面だけでときめいたことを残しておく。

クロバットをした時に足が弧を描いた軌道が絵に見えるとか、デジタルを持ち込んでパフォーマンスを作れたらめっちゃ面白いんじゃないかと思っていて。

多分、阿部さんの知識で創り出せる世界は阿部さんを抜きにしても私が好きな世界だと思うから、見られる日をわくわくして待っている。



人と人が息を合わせて生まれるアナログと最先端の技術が叶えるデジタルの織りなす世界は絶対美しいし、その日はきっと近い。