きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

夜の群青を追い越して


増員から1年が経った1月17日。

私はそれを、ほぼ意識せずに迎えた。だってホラ、『Crazy F-R-E-S-H Beat』のダンスビデオがすごすぎて。


でもやっぱり黙って通り過ぎるのもな、とも思うのでブログなど。

すでに3日通り過ぎながらのマイペースさ。



◇ ◇ ◇



去年のブログを読んでみた。

お通夜みたいだった。あと、「まだキンプリファースト」とか書いてたけど、どの口がいうてんねんって感じでしたね…笑


当時は悲しかったし、不安だったナァ。
好きになったSnow Manが変わっていくこととか、新メンバーのことを全く知らないこととか。

先が見えないのも怖かった。



でも、私の思考は優等生タイプで(自分で言うけど?)、「早くこのイレギュラーを受け入れたい」という方向に舵を取るのも早かった。

だって騒いでも変わらないし。6人がつらいのが一番嫌だったし。

そして、3人を早く好きになりたかった。



これは多分エゴだな。自分を守るためのエゴで。


でも、それで正解。大正解!



6人を諦めたくない気持ちもあったけど、悔しかったけど1ファンにはなにもできないのは当たり前、否が応でも新体制はスタートした(新聞には3月の単独からって書いてあったのに、増員半月後の南座ですでに9人)(スクリーンにめちゃくちゃでけぇラウール)。

びっくりしたけど、目黒もこーじもラウールも、いい子そうだなってわかったし、かわいいなって思ったし、好きになれそうって思えた。



受け入れる方向に舵を切ると視界が開けるというか、3人の良いところに目が向いた。6人のチョーチョー素敵なところも再確認した。

たまに後戻りしたような気もするし、トゲトゲもしたし、何かにつけてキレまくって戦闘民族発揮してたけど、「振り向くな 後ろには明日はない」の精神で乗り越えた。嵐兄さん名曲さんきゅーさんきゅーでーす。




そして迎えた単独がすっっっごい楽しかった!

本当に本当に思っていた以上に楽しくて、9人に魅了された。「単独ではきっと泣くんだろうな」って思ってた1月の私へ。めっちゃくちゃ楽しんでお腹抱えて笑いながら帰ってきますよ。あと、同担拒否されるおまけ付き(!)

どんなおまけ。



◇ ◇ ◇



増員後の快進撃の凄まじさ、“ゴリ推し”なんて言われるくらいの露出(今も言われてるみたいやけど)(推されて何が悪いの?推されるチャンスが巡ってきて、それで潰れずに活躍できるのは実力でしょ?と思ってる)。みんなどんどん垢抜けて洗練されていった。

9人の仲も深まっていくのが分かって、そこに流れる空気がより自然になっていって、私もうれしくて楽しかったな。




でもまさか、増員の1年後にはデビューを控えていて、テレビにも毎日出まくっていることを誰が想像できただろう。

丸1年後の1月17日には、Mステでデビュー曲を披露しているなんて。



神の采配のスケールはわからん!宇宙だな!!当たり前か!




今はもう9人のSnow Manが当たり前で、たまに6人の映像見ると少なく感じる。パフォーマンスもフォーメーションダンスが美しくキマって、精度はそのままに、新しい世界に踏み込んでいる。6人時代に大切にしてたアクロを3人も大切にしようとしてくれてる。

6人がSnow Manを守って勝負してくれたことも、この3人がきてくれたことも、全部ありがとうって思う。



◇ ◇ ◇



夜明け前に出発して、車がどんどん明るい方向に走っていくのが好きで、夜から朝に移りゆく世界に飛び込むみたいで、いつもきれいだなってドキドキする。

濃い群青色の中を走っていたのが、気づけば夜を追い越している感覚。



今は、なんとなくそれに似てる。




デビューまであと1日。24時間。
夜明けが近い。