きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

自担が自担のT.A.B.O.Oをやるなんて


自担が自担のソロをやる世界線が存在した。
T.A.B.O.O




カウコンとかで他Gが嵐の曲やってワーワー!みたいなことはあるけど、ソロでソロを…どんだけピンポイントだよ!


阿部さんを好きになった時には、すでに横アリでT.A.B.O.O(済)だったので、おおぅ!まじか!それは見たい!!って結構高まった。


ドキドキしながら局動画見たわたし、白目。



いや、なんか…さ…見てはいけないものを見た?



ものっすごい小声。



多くの阿部担さんがどうなのかは知らないし、きっと肯定的に捉えていると思うけど、わたしは謎の背徳感を感じた。これは素面で見てはいけない。

以来、トータルで3回くらいしか見れていない。


そもそもT.A.B.O.Oって、あ、T.A.B.O.Oっていちいち打つのアレだな…間の.いる?めんどいな(悩)


で、そもそもT.A.B.O.O(結局辞書登録した)(た、で出る)は、2010年リリース『僕の見ている風景』というアルバムに収録されている、櫻井翔さんのなかなかどうしてトンチキな楽曲。

セクシーというか、攻めすぎたクレイジーな歌詞がヲタクをわりかし騒然とさせた。当時のわたしは、櫻井加減知らんのか!って思った。知らないんだろう。


とはいえガシガシ踊る曲が好きだから、結構好きなソロでもある。
真っ赤なキラシキラシの衣装もヘッドセットも好きだし、途中で帽子脱ぐのも好きだし、サビの振りも好き。曲の最後、国立競技場で大の字になる翔さん見て「なぜ大の字」って思った思い出も好きだ。



では、なぜ阿部さんのT.A.B.O.Oをわたしはあんまり(どころか全然)直視できないのか。それは、なんか、妙に、生々しいからです!!!気まずい!!!!!!!!!

、と!でごまかしてる!


なんか生々しいジャン。何が?って聞かれたら困るけど、生々しいジャン。


翔さんのT.A.B.O.Oにそんなもん感じたことはない。今日も帽子脱いだヒュー!今日もガラガラガラガラゲラ〜やってるヒュー!みたいな。翔さんは体が硬いしダンスもアレだから(アレ)あんまり生々しくならなかったのかな。



それとも阿部さんがスタイルおばけの平成体型だから…?



でも、同じ先輩の同じソロ曲を2回やったJr.とかおらんやろ〜!直接見ることもないしいっかぁ〜なんて思って過ごしてきた。ヒカルの嫁にもそう言って笑ってたわたし。





事件は突然起こる。



令和元年7月27日。Snow Manサマパラ初日。


昼公演後にレポが流れてきて、最初に知ったのはあべだての『ABKAI』出演。

まじでまじでまじで泣きそうになって、うれしいし楽しみだし、チケットはとりあえずいつも取れる気だけどもアワワワワ!ってなってたら、LINEしてたさくまの人が「阿部のソロ見た?」って言う。ドキドキして見れないし教えて!って言ったのに、なんかちょっと考えた後に「自分で見てきて笑」って言われた。


【阿部 サマパラ ソロ】検索。
そこに並ぶのは見覚えのある、妙に間に「.」のある文字列。



『阿部ソロ T.A.B.O.O(櫻井)』



Oh…




検索した時、本気で去年の単独レポにたどり着いたんかと思った。違った。「今日」だった。

すぐさまいつメンにLINE。アワアワした。いつメンは笑ってた。





同じソロ2回もやるJr.なんおr


おったわ。


めちゃくちゃ近くにおったわ。





爆!







どうしようどうしよう、これは己との闘いだ。





わたしが参戦するまでに、いろんな友達が「T.A.B.O.Oかっこよかったよ!」「櫻井くんのソロを阿部ちゃんがやるなんて、梅ちゃん絶対見るべき!」って言ってくれる。

わたしもその気になってくる。

確かに、自担が自担のソロやるなんてことある!?ないないない。そう思うともうちょっと大事にした方がいい。しかも本来ならもう(済)で見ることは叶わないはずなのに、もう一度やってくださるんだよ。しかもTDCで……。




前半に一度入ったなべの人からも「大丈夫だよ!」と言われる。妙に信ぴょう性のある「大丈夫」だった。さすが、元元…彼が一緒だ(某櫻◯)。



そうかな、大丈夫かな、なんて思いながら、でもやっぱり言い知れぬ不安があり、いよいよ「素直に喜べないわたしって人として残念」みたいな気持ちにもなってくる。なんだよそれ!めんどくせえ!






雲をつかむようにT.A.B.O.Oと闘い(何のための闘い)、迎えた8/24、25。


すっごいドキドキした。どうしよう、とか、大丈夫かな、とか思ってる間にめちゃくちゃびびってしまって、ヘラヘラ笑ってキャーキャー言いながらも、MCあたりから内心そわそわしだす。


あっあべちゃん先生きてもた…!

(キラシ!)(キラシ!)

あああ〜〜!あべちゃん先生終わらないでェェェェ!!!!!


怖い!いろんなことがものすごく怖い!



阿部さんが眼鏡取って戻ってきちゃって、
「やっと静かになったね」
とか言い出した瞬間、ンガガガガガガガ…しぼう


これ萌えとかじゃないんだ。恥ずかしくてなんかなんかなんか、、、気まずい。圧に耐えられない。

どんな顔で見れば正解?

本家よりハードル高くねえ??


でもあれは、本当はキャー!って見るのが正解だとわかっている。はーーー!その境地むりだったーーー!!


その恥ずかしさを悟られないために防振でガン見したけど結局恥ずかしいし、視線のやり場はどこなわけ?(阿部だよ)防振の中でぐるぐるする目はもはや漫画。


大袈裟。



翔さんがソロの前にスピーチし始めた時も、オバ◯かよ!って思ったけど、なんなの。わたしが自担と呼ぶ人はそういう傾向なの?そしてそんななのに、なぜわたしは耐性がないの?



話戻しますけど、なんせあの導入部分の小芝居が恥ずかしくて腸捻転起こしそう。なったことないけど。こんなにあべべ好きなのに、あれにキャー!って言えないのツラァ……来世は夢見る夢子チャンになって、素直なハートを手に入れたい。



こんだけ騒いどいて何やけど、曲が始まってしまえば案外いけた。
案外いけたって言うと失礼だな。めちゃかっこよかった、5億点満点!
だってそもそもダンスは上手な人なわけで(だってカクカクしてない)、だからかっこいいに決まってるジャン!!歌声も甘々の甘でありがとうございます(拝)。


単独の局動画見て感じた背徳感は、ほぼなかった。多分、布が良い仕事してる。ラップ後の間奏でステージに布が垂れてきて、阿部のシルエットを見るターン。生々しさを緩和する布とシルエット。その演出いいよ!布も5億点!本当は、ちょっと生々しいとこあったけど、んなもんはありがたく拝ませていただけばいい。



オリジナルの振付やったけど(かっこよかった)、サビのガラガラガラガラゲラ〜(実際はGet it get it get it get it get nowだそうな)(初めて知った)ってところは翔さんと同じ振りにしてたし、シルエットの演出のあと赤いキラシキラシのジャケット羽織って出てくるのも完全に翔さんの衣装イメージやし、最後の大の字も踏襲されている。

ちなみにこの阿部さんの大の字がでかい。背も高いし手足も長いのでめちゃくちゃでかい。バルコニーから見えた顎のラインがきれいすぎた。阿部の大文字焼き



そんなとこ見てると、櫻井どんだけ愛されてんだよぉ〜って泣けるレベル。そして思い至ったのが、その阿部さんの櫻井リスペクト感を肌で感じられるわたしのこれまでって、実は貴重?そうそう感じられるものじゃない。


自担が自担のソロやる世界イズ最高?





そうそう、友達に「櫻井くんのソロも、映像は同じ感じなの?」って聞かれたから、「半裸の翔さんが何人も出てくる」って答えた。映像が向かい合わせの阿部さんの半裸(しかもモノクロ)とかじゃなくてよかった。まじで。

それでもやっぱりじわったなって思うのは、布のターン、布の上で「T.A.B.O.O」ってレーザーの文字が延々回っていたこと。シルエットの阿部さんどんだけてぃー!えー!び!おっおー!


24昼の阿部さんは、布が落ちたあとにジャケット着ながら出てきたけど、25昼はシルエットの間にジャケット着てたので、24は何かのタイミング遅かったんだなと思うと微笑ましすぎて恋した。







2010年、嵐の風景コンについていたらしい阿部さん(全く知らなかった)。T.A.B.O.Oのバックにはついてないけど、その様子を見てたんやもんね。憧れたりしてたのかな。

際どい()歌詞やし、いつかやりたいと年齢やタイミング待っていたりしたのかな。

「やっとできたー!」ってパァァ!って笑ってたりするのかもしれない。


愛しみが!強すぎる!!!!!!





酸いも甘いも、かっこいいも生々しさも全部持ってデビュー後の世界へ行こう。「デビュー前のサマパラの時あんなだったよなー」って思い出して笑おうと思う。


やっとこの境地。いっぱいグチグチ言ってゴメンネ、阿部さん。翔さんのソロやってくれてありがとう。

舌ぺろごちそうさまでしたまる。






にしても、これは何か。

阿部さんに夢中になってもいろんな形でどこまでも追いかけてくる(語弊)櫻井と、櫻井強火担の阿部と、おれの、言うなれば三角関係か。