きのこ狩りの残党

私が見ているアイドルの世界

5 and you × 20


嵐『5×20』より、ただいま帰りました!


と書き始めたのは9/1の朝。いつ書き終わるかな。







8/31、いつぶりの京セラ参戦だろうか。遠征も好きやけど、地元地域で入れるってやっぱり特別。


去年はありがたいことに札幌・東京で入れて、12月から8ヶ月ぶり3度目の5×20 and more!

わたしの脳内記憶容量は何ギガあるのか知らないけど(メガかもしれない)、この8ヶ月で間にどんだけSnow Man挟んでるんすかってくらいギューギューに挟んできて何ならいつでも通信制限気分なので、すでに観てるにも関わらず、セトリどころか細かいことを何も覚えていない。

隣のニノ担(干支1周レベルのお付き合い)も同じく、というよりもっと何も覚えてない。毎度のことながら、適当発揮する我ら。


18時開演に16時半集合(トイレ行っとかなあかんな、とか言って30分早めてこれ)(結局合流したの17時前という通常営業ぶり)、グッズも別段買うことなくトイレ済ませて席についたら、ペンライト自動制御のための設定に慌てふためいてギャーギャー言う。最終的には、「あと20分か〜長いな〜」なんて手持ち無沙汰。


そんな我々ですが、オープニング映像でぶち上がった。反応が、まるで初見。まあ、コンディション的には初見。


デビュー1年目、2年目、3年目…ってその年ごとの写真が出るだけで高まっちゃって「ギャー!かわいいかわいい!」「すごい!懐かしい!!」「なんか泣けてきた!!!!!」周りの人がシーンとしてる中騒いでて、めっちゃ振り返られる。

すいません。

だって!でも!かわいいから!!昔の嵐!!!!!



あの映像、見てる間にタイムスリップする感ある。みるみる昔に戻って、一番良い時で止まるような感覚。そのままコンサートに突入するんだから、嵐登場時のテンションはもう異常。


『感謝〜』のイントロが響いて、私「いる!!いる!!!」ニノ担「どこ!?えっどこ!?」私「上上上上上!!!!」

隣のニノ担は「前もオープニングって感謝〜やったっけ?」とか言いながら、2曲目で『Oh Yeah!』始まった途端に「泣けてきた」とか言う。気付けば本当に泣いている。

この人、コンサート冒頭いつも泣いてたな、って思い出して、わたしも当時と同じように隣で大笑いして、嵐を一番大大大好きだった時の自分たちに出会う。Oh Yeah!がつくり出すドームの煌めきと一緒に、目に映る全てが輝き出すような。



あぁ、わたしって嵐のこと、こんなに大好きだったじゃないか。


公演前「あと20分長い」とかスンッとしてたの誰やねん!



めくるめく懐かしい楽曲、打ち合わせなしに当時と同じC&Rを繰り出せるわたしたち。嵐がわたしに残したものはこんなにも深い歴史なのかと、その偉大さを知る。


ただ、最近の楽曲に弱いので、『Lucky Man』でギャンギャン言ったのに『夏疾風』でスンッてなる隣の人笑う。『BRAVE』でもスンッてなってた。わたしも弱いけど。笑


普段、「おじさん」呼ばわりしてごめんなさい。目の前で櫻井・相葉・松本の乗ったムビステが停まれば「かわいい!」って叫んでごめんなさい。軽率に櫻葉や末ズやにのあいに沸いてごめんなさい。いつもは名前で呼ばないリーダーを「さとしィィィィィ!」って呼んでごめんなさい。







嵐のエンターテイメントはえげつない。計算づくでつくられてて、そこに狂いがひとつもない。すべての感情を凌駕する空間がある。

もちろん予算もめちゃくちゃかけられてると思うけど、それをしっかり還元できている演出。


今、わたしが一番大切で一番大好きな場所はSnow Manやけど、一番すごいエンターテイメントをつくる人たちは嵐だと思ってる。わたしの好きをつくってくれた人たち。わたしの感性を豊かにしてくれたのは、紛れもなく嵐。この先もずっとそんなふうに思っていく気がする。




翔さんは、ここ最近お会いした中で(といっても去年から今年にかけて5×20 3公演分)いちばん浮腫んでいた。まじでな…櫻井頼むyo……ってくらい浮腫んでた。顔が…でか…i
前の日、お潤の誕生日で飲みすぎたか?大阪のご飯おいしいか?

中盤痩せてくるいつもの伝統芸能見せてくれんのか?おおん?と思ったけど、多少であって、大して痩せなかった。「かっこいい」って一瞬だけ思った。思えてよかった。防振のぞいたけど、なんか、大してのぞかなくても済んだ。


それでも翔さんが前のリフターで『ハダシの未来』を歌えば「キタァァァ!!!!!」「しょーさぁぁぁん!!!!!!!」って叫ぶし、トンチキなヤッターマンうちわをかざす。
てかさ?リフターチャンスなんて1回よ?誰が来るかも1/5。なのに櫻井が来るって、わたしめちゃくちゃラッキーかよ。

C&Rは全力でやる。どんだけ飽きてても「全身全霊目指してく」\way!/大声!!なぜなら櫻井担だからだ。

うん、櫻井はもはや顔じゃないんだ。情だ。あんなに小顔だったのに、隣に並ぶまつもっさんの1.5倍の顔でも好きだよ。説得力が来い!




『Find The Answer』でぶち抜かれるメインステの端から端まであるような巨大スクリーン、『果てない空』でチームラボとコラボして見せてくれる絶景(大好き)(京セラに咲き乱れる向日葵最高素敵だった!)、『Sakura』のモニターの効果とか本当に桜の花が舞ってる気にさえなる桜色の世界。こんなに種類あるの!?っていう多様なレーザー光線、いろんな色の火柱、上からも下からも噴く火花。

本家のムビステは床が光る上に、TDCの端から端まで入るだろくらいでかい。これがドームのやり方か…!



『Oh Yeah!』『きっと大丈夫』『Troublemaker』『サクラ咲ケ』『Lucky Man』『GUTS!』『ファイトソング』『Happiness』『Love so sweet』…書き出したらきりがない、思い出が詰まった楽しすぎる楽曲たち。

わたしのファンとしての最盛期を彩るもので、隣の人と当時さながらに歌い踊った。何年経っても覚えてるもんだなと思った。息ぴったりか。


GUTS!の時とかペンライトがいい形とサイズ感でしょう。バットかな?と思って振り抜いたよね。前の人の頭に当たったらどうしようかと思った。当たらなくて良かった。まじで。

あとね、Oh Yeah!の時のペンライト、めっちゃくちゃきれいで大好き!!ドーム中が細かくキラキラ!って光って、あの景色見ると「もう自動制御とかいいよ〜普通のペンラでいいわ〜」とか言ってた公演前の自分どつきたくなる。

それから、その自動制御によって客席に作られる「5×20」の文字の1かけらになれたことにテンションあがった。笑
ニノ担がスタンド11列目なんていう観やすい席引いてくれたから(大感謝!)、ステージはもちろんペンライトでつくられた文字がよく見えた。絶景かな。




心掴まれる世界をつくるものは、最新鋭の技術と嵐がこれまでに培ってきたエンターテイメント性。

この世界がぐんぐん育つのを一緒に見てきたから、わたしはこんなにもジャニーズが好きで、ジャニーズのエンターテイメントが好きなんだろう。




本編最後で歌われる『5×20』というその曲を、コンサートでしか聴いたことがないので、歌詞もちゃんと知らないわたし(確か音源化されてるな?)。


10年前に生まれた『5×10』をベースにしたこの曲、スクリーンには歌詞と共に過去の写真、同じ場所・同じ衣装で撮った現在の写真(それがまたかわいい)、歴代コンサートの写真が流れていく。これまでの歴史を振り返っては、嵐が周年を大切にしてくれている気持ちも感じられる、いわゆる爆エモ的感覚を味わえる映像。

目がいくつあっても足りないというやつなのだけど、今回は、過去2回入った時にはさらさらと流れていったフレーズが目に留まった。


“5 and you × 20”


嵐らしく紡がれた、たった10文字。

シンプルだからこそ心が動いて、

「and you」という優しい響きに包まれる。


わたしはいつもフラフラしているけど、それでも一緒にここまで来たんだな。
仲間に入れてもらえるのね。





翔さんが最後の挨拶で、

「国立競技場に立てるなんて思ってもいなかった。10周年の時、すごい景色だったね。あの時、来てくれた人もいるのかな?(たくさんのペンライトが揺れるのを見て)あっ、こんなにいるんだ」


驚いた様子が意外だった。
あれからまた10年経っても、変わらず応援する人がいることをこんなに驚くんだ。


考えてみれば、アイドルという仕事は目の前にファンがいても、ずっと同じ人であることはないし、FC会員数なんて見ていても実体をつかむことはできないだろう。

翔さん、うれしかったんじゃないかな。




同時に、国立に立っていた翔さんに思いを馳せると、嵐はデビューした時、めちゃめちゃ若かったなって思う。

当時みんな16〜18歳で、10周年の末ズが、今のいわあべと同い年。


ニノ担とも話してたけど、若い時にデビューすることは価値の一つでありながら、早い遅いはきっと関係ない。
Snow Manには、積み重ねてきた今だからこその良さがあるだろうし、出会うタイミングと一緒で、デビューにもきっとタイミングがある。

Snow Manにも、一番前で、たくさんたくさんいろんな景色を見てほしいから、阿部さんの年齢にはすでに国立に立っていた翔さんを思うと勝手に羨ましくて、もどかしくもあるけれど、でも、Snow ManにはSnow Manの歩む道があり、Snow Manらしいこれからがある。




そういえば、阿部さんはand moreできるのかな?

去年の大晦日、セトリ見るのも我慢したのに行けなかった!とあべ日で悔やんでいた強火櫻井担よ……。結局今年も下半期また忙しいんじゃ……?どうかタイミング見つけて行ってきてほしいな。

来年、まだ見ぬ世界へ飛び立つ阿部さんに、今だから5×20を見てほしい。


その時は翔さんと写真撮ってあべ日に載せてよね!ただ、そんなことがあるなら、翔さんはどうにか痩せててください。まじで…!どんだけ阿部さん細いと思ってんだよ!!!!!!(大声)









5×20 in 大阪。
ちょうど30公演目だったという8/31。
(チケットホルダー用のたこ焼きポーズの写真が異様にかわいかった)

本当に本当に楽しかった。掛け値なしに、ただただ純粋に楽しかった。20年おめでとう。続けてくれて、ありがとう。

この世で嵐がすべて、とか、嵐が一番最高、唯一無二で絶対的!なんて思ってない。どんなグループにも良さがあるのは知ってる。きっとジャニーズの外には外の素晴らしいエンターテイメントがある。

ただ、わたしのルーツが嵐であることが何となく誇らしい。そんな気持ち。



また、会いたいな。